Dell IMU: 製品情報ガイド
製品情報ガイド: Dell IMU

book.book Page 1 Tuesday, January 9, 2007 11:19 AM
製品情報ガイド

book.book Page 2 Tuesday, January 9, 2007 11:19 AM
メモ、注意、および警告
メモ: メモは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意:注意は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、その危険を回避するため
の方法を説明しています。
警告:警告は、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示します。
____________________
ここに記載されている内容は予告なく変更されることがあります。
© 2007 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
本書では、必要に応じて上記記載以外の商標および会社名が使用されている場合がありますが、これらの商標や会社名は、
一切 Dell Inc. に所属するものではありません。
モデル EML、 ETL、 SMP01、 SCL、 EMP、 IMU、 STP、 SMU、 EMU、 ECM、 EMS、 MVT、 SMM01、 BMX、 ECX、 EMM 、 SVP、 EMU01、 EMS01、
ECM01、 AMP01 および SVUA
2007 年 1 月 P/N PU060 Rev. A00

book.book Page 101 Tuesday, January 9, 2007 11:19 AM
目次
本書について. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 103
輸出規制
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 103
警告:安全にお使いいただくために
. . . . . . . . . . . . . . . . . 103
安全について:一般規定
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 103
安全について:コンピュータが濡れた場合
. . . . . . . . . . . 105
安全について:システムのラックへの取り付け
. . . . . . . . . 106
安全について:DC 48 V 電源を使用するシステム
. . . . . . . . . 107
安全について:モデム、通信、LAN のオプション
. . . . . . . . 107
安全について:レーザー装置を持つ製品
. . . . . . . . . . . . . 107
安全について:システム内部の作業を行う場合
. . . . . . . . . 108
安全について:静電気障害への対処
. . . . . . . . . . . . . . . 108
安全について:バッテリーの廃棄
. . . . . . . . . . . . . . . . 109
サーバー、ストレージ、およびネットワーク製品の
リサイクル関連情報
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 109
リサイクル情報
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 109
認可機関の情報
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 109
VCCI 規定(情報処理装置等電波障害自主規制協議会
規定 / 日本のみ)
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 110
目次 101

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102 目次

book.book Page 103 Tuesday, January 9, 2007 11:19 AM
本書について
本書には、ご使用のシステムの安全および認可機関に関する情報が記載されています。
輸出規制
お客様は、これらの製品がアメリカ合衆国(以下「合衆国」という)の関税および輸出管理の法律および規制の対象であ
ること、ならびに製品が製造および / または入手される国の関税および輸出の法律および規制の対象である可能性もある
ことをお認めになるものとします。当該製品には、技術およびソフトウェアが含まれる場合があります。お客様はこれら
の法律および規制を遵守することに同意なさるものとします。さらに、当該製品を規制対象のエンドユーザーまたは規制
対象国に販売、リース、その他の方法で譲渡することは、合衆国の法律により禁じられています。加えて、当該製品を大
量破壊兵器に関する活動に携わるエンドユーザーに販売、リース、その他の方法で譲渡したり、または使用を許可するこ
とも禁じられています。大量破壊兵器に関する活動には、核兵器、核物質、核施設、ミサイル、ミサイルプロジェクトの
支援、および化学兵器もしくは生物兵器の設計、開発、製造、または使用に関する活動が含まれますが、これらに限定さ
れません。
警告:安全にお使いいただくために
ご自身の身体の安全を守り、システムおよび作業環境を保護するために、以下の安全に関するガイドラインに従ってく
ださい。
警告: ご使用のシステムの電源装置は、高電圧またはエネルギーハザードの発生により、身体に危害を及ぼすおそ
れがあります。システムのカバーを取り外して、内部の部品に手を触れる作業は、訓練を受けたサービス技術者の
方だけが行ってください。この警告は、サーバーとストレージシステムに適用されます。
警告: バッテリーの取り付け方がまちがっていると、破裂する危険があります。交換するバッテリは、メーカーが
推奨する型、またはこれと同等の製品をご使用ください。詳細については「バッテリーの廃棄」を参照して
ください。
警告: このシステムには複数の電源ケーブルが使用されている場合があります。訓練を受けたサービス技
術者がシステムの点検や修理を行う場合、感電の危険を防止するため、あらかじめすべての電源ケーブルを取り外
さなければならないことがあります。
安全について:一般規定
•
使用上の注意マークを守ってください。システムマニュアルに記載されている以外の製品には触れないでください。
稲妻の絵の三角形の記号が付いたカバーを開閉しないでください。感電の危険性があります。トレーニングを受けた
サービス技術者以外の方は、これらの実装部の部品には触れないでください。
•
次のいずれかの状況が発生した場合は、製品を電源コンセントから抜いて部品を交換するか、トレーニングを受けた
サービス業者にご相談ください。
– 電源ケーブル、延長ケーブルまたはプラグが損傷した。
– 製品に異物が入った。
– 製品が水に濡れた。
– 製品を落下、または破損した。
– 操作手順を実行しても、製品が正しく作動しない。
製品情報ガイド 103

book.book Page 104 Tuesday, January 9, 2007 11:19 AM
•
暖房器具や熱源の近くにシステムを設置しないでください。また、冷却用の通気孔を塞がないでください。
•
システム部品の上に食べ物や液体をこぼさないでください。また、湿った所で製品を操作しないでください。
システム本体が濡れた場合は、「安全について:
コンピュータが濡れた場合」を参照してください。
•
システム部品の開口部に異物を押し込まないでください。開口部に異物を押し込むと、内部の部品がショートして、
発火や感電の原因となる場合があります。
• 製品は必ずデル認定機器とともに使用してください。
• カバーを外したり、内部の部品に触れるときは製品が充分冷えるまでお待ちください。
• システムが所定の動作環境下で使用されるように、蒸気が発生する場所や湿気の多い場所、温度が高すぎる場所や
低すぎる場所には設置しないでください。
•
システムの通気が正常に行われるように、通気孔があるすべての面に少なくとも約
10 cm
の空間を確保してください。
• システム内の空気の流れが悪くなるため、どの通気孔も塞がないでください。
• システムの正面、背面、および通気孔がある面の通気孔をきれいにしてください。糸くず、ほこり、
その他の異物で通気孔が塞がれ、空気の流れが妨げられる場合があります。
• 他方のコンピュータから排出される循環して暖まった空気が流れ込むことがないように、システムどうしを積み重
ねたり、近すぎる場所に設置したりしないでください。
• システムを隔離されたエンクローズ内で使用する場合は必ず、上記のガイドラインに従って十分な換気を確保して
ください。
•
製品には、電気定格ラベルに記載された種類の電源以外を使用しないでください。適切な電源の種類が不明な場合は、
サービス業者または最寄りの電力会社にお尋ねください。
注意: システム部品の損傷を防止するために、電源の電圧選択スイッチ(装備されている場合)が設置場所で使
用する電力に一番近い電圧に設定されていることを確認してください。モニタや接続されているデバイスが、設置
場所で使用する電力で作動することを定格ラベルで確認してください。
•
認定された電源ケーブル以外は使用しないでください。システムまたはシステムの交流(
AC
)電力オプション用の電
源ケーブルがない場合は、ご使用になる国で認定されているものをご購入ください。電源ケーブルは、製品に適合し、
製品の電気定格ラベルに記載されている電圧および電流に適合する必要があります。製品に記載されている定格電圧
および定格電流以上の電源ケーブルをご使用ください。
•
感電の危険を避けるために、システムおよび周辺機器の電源ケーブルは、正しい方法でアースされている電源コンセ
ントに接続してください。これらの電源ケーブルには、正しくアースするために、三芯プラグが使用されています。
アダプタプラグを使用したり、アース用のピンをケーブルから取り外したりしないでください。延長ケーブルを使用
する必要がある場合は、アース用のピンを持つ
3
線式のケーブルを使用してください。
•
延長ケーブルと電源タップの定格を確認してください。延長ケーブルまたは電源タップに接続したすべての製品の定
格の合計アンペアが延長ケーブルまたは電源タップの定格制限の
80 %
を超えないようにしてください。
•
電力の急激な変化からコンピュータシステムを保護するため、サージサプレッサ、ラインコンディショナ、または無
停電電源装置(
UPS
)を使用してください。
•
システムケーブルおよび電源ケーブルは、人が踏んだりつまずいたりする恐れのないように配置します。
システムケーブルや電源ケーブルの上に物を置かないでください。
•
電源ケーブルやプラグに手を改造しないでください。設置場所の設備に変更を加える場合は、資格を持った電気技術者
または電力会社にお問い合わせください。ご使用の地域
/
国内の配線規則に必ず従ってください。
•
システム基板から部品を取り外したり、周辺機器の接続を外す場合は、システム基板の損傷を避けるために、
システムの電源を切ったあと少なくとも
5
秒間待ってください。
•
バッテリーの取り扱いにはご注意ください。バッテリを分解したり、押しつぶしたり、穴を開けたり、外部の接点を
ショートさせたりしないでください。また、火の中や水中へ投棄したり、
60
°
C
以上の場所に放置しないでください。
バッテリーを開けて、内部に触れないでください。バッテリーを交換するときは、製品に適合したバッテリーを使用
してください。
104 製品情報ガイド

book.book Page 105 Tuesday, January 9, 2007 11:19 AM
•
ホットプラグ対応電源(システムが対応する場合)への取り付けや取り外しを行うときは、次の点にご注意ください。
– まずホットプラグ対応電源を取り付けてから電源ケーブルを電源に接続してください。
– 電源装置を取り外す前に電源ケーブルのプラグを抜いてください。
– システムに複数の電源がある場合は、各電源装置からすべての電源コードのプラグを抜いて、
システムの電力を遮断してください。
•
製品の移動にはご注意ください。すべてのキャスターやスタビライザが、システムに確実に接続されていることを確
認してください。急に停止したり、平らでない場所に置かないでください。
•
本製品は、画像表示装置を設置する職場に関するドイツの条例(§
2
)に従い、画像表示装置を設置する職場での使用
が想定されていません。
安全について:コンピュータが濡れた場合
メモ:以下の手順に進む前に、「安全について:一般規定」および「安全について:静電気障害への対処」
を参照してください。
1
システムとデバイスの電源を切り、コンセントから外します。
10
~
20
秒待ってシステムカバーを開きます。
2
システムを少なくとも
24
時間、乾燥させます。以降の作業は必ずシステムが完全に乾いてから行ってください。
3
グラフィックカードを除き、システムに取り付けられているカードをすべて取り外します。プライマリハードライ
ブが、システム基板のコネクタのいずれかにではなく、ドライブコントローラカードに接続されている場合、システ
ムに取り付けられたドライブコントローラカードはそのままにしておきます。
4
システムカバーを閉じ、システムとデバイスをコンセントに接続して、電源を入れます。
5
システムに電源が入った場合は、手順
6
に進みます。電源が入らなかった場合は、テクニカルサポートにお問い合わ
せください(連絡先については、システムのマニュアルを参照してください)。
6
システムとデバイスの電源を切り、コンセントから外します。
10
~
20
秒待ってシステムカバーを開きます。
7
すべての拡張カードを取り付けます。
8
システムカバーを閉じ、システムとデバイスをコンセントに接続して、電源を入れます。
9
診断プログラムを実行します。
10
いずれかのテストに失敗した場合は、テクニカルサポートにお問い合わせください(連絡先については、
システムのマニュアルを参照してください)。
AC アダプタを使用するシステムの場合は、以下の点に注意してください。
•
AC
アダプタは、机の上や床など通気の良い場所に設置してください。
•
AC
アダプタは、システムの通常操作時でも熱くなることがあります。操作時または使用した直後にアダプタを扱う際
は注意してください。
製品情報ガイド 105

book.book Page 106 Tuesday, January 9, 2007 11:19 AM
安全について:システムのラックへの取り付け
ラックの安定性や安全性に関して、次の点にご注意ください。また、特定の注意文および手順については、
システムおよびラック付属のラック取り付けマニュアルを参照してください。
システムはラックの一部とみなします。したがって、「コンポーネント」には、さまざまな周辺機器やサポートハード
ウェアと同様に、システムも含まれます。
警告: 単体ラックでは正面と側面のスタビライザ、連結ラックでは正面のスタビライザを取り付けてからラック
にシステムを取り付けてください。スタビライザを正しく取り付けずにシステムをラックに取り付けると、ラック
が転倒し、けがをする恐れがあります。必ずスタビライザを取り付けてから、ラックにコンポーネントを取り付け
てください。
ラックにシステムや部品を取り付けた後は、一度に 2 台以上の部品を、スライドアセンブリのラックから引き出さ
ないでください。重みでラックが転倒し、けがをする恐れがあります。
メモ:ご使用のシステムは、独立型のユニットとして、また、カスタマラックキットで構成される ラックキャビ
ネットに取り付ける部品として、その安全性が保証されています。システムおよびラックキットをデル以外のメー
カーのラックキャビネットに取り付ける場合は、安全性が保証されません。最終的に組み合わせたシステムおよび
ラックについては、ユーザーの責任において、適用される安全基準および地域の電気規約の要件に適合することを
確認してください。
•
システムラックキットは、トレーニングを受けたサービス技術者がラックに取り付けます。キットを別のラックに取
り付ける場合は、そのラックがコンピュータメーカーのラック仕様に適合していることを確認してください。
警告: 大型ラックを 1 人で移動しないでください。ラックの高さと重さを考慮して、少なくとも 2 人以上でラック
を移動することをお勧めします。
•
ラックで作業をする前に、スタビライザがラックに固定されて床面に伸び、ラックの全重量が床面にかかっているこ
とを確認してください。ラックで作業をする前に、ラックが
1
つの場合は正面と側面のスタビライザ、複数のラック
を連結する場合は正面のスタビライザを取り付けます。
•
ラックには必ず下から上へと、最も重いものから順に設置します。
•
コンポーネントをラックから引き出す前に、ラックが水平で安定していることを確認してください。
•
レールリリースラッチを押してコンポーネントをラックから出し入れするときは、スライドレールに指をはさまれな
いように注意してください。
•
コンポーネントをラックに挿入したら、レールをロック位置まで静かに伸ばし、コンポーネントをスライドさせて
ラックに設置します。
•
ラックに電力を送る
AC
分岐回路に過重電流を流さないでください。ラックの総負荷が分岐回路定格の
80%
を超えないようにしてください。
•
ラック内のコンポーネントが十分に通気されることを確認します。
•
ラックに取り付けたコンポーネントの作業中に、他のコンポーネントの上に乗ったり、足をかけたりしない
でください。
106 製品情報ガイド

book.book Page 107 Tuesday, January 9, 2007 11:19 AM
安全について:DC 48 V 電源を使用するシステム
•
本製品は、
National Electrical Code
(
American National Standards Institute
(
ANSI
)
/ National Fire Protection
Association
(
NFPA
)
70
)
の
110-5
、
110-6
、
110-11
、
110-14
、
110-17
項に従って、立入制限区域(専用機器室、機器
用クローゼットなど)に設置してください。
•
AC
電源とは電気的に独立した
48
ボルト(
V
)直流(
DC
)電源に装置を接続します。
48 V DC
電源では、確実にアー
スを取る必要があります。
メモ:アース方法はいろいろありますが、アースの接続条件は必ず守ってください。
•
ユニットは銅線だけで配線し、特に指定されない限り
14 American Wire Gauge
(
AWG
)ワイヤを使用します。また
ユニットは、最小
7.2 A
(アンペア)から最大
20 A
の保護装置を用いて保護、または
90
℃
のワイヤを使用する場合
は最大
25 A
の保護装置で保護します。
警告: DC 電源接続およびアース接続は、適切な資格を持つ電気技術者が行ってください。すべての電気接続は、
システムの使用地域およびその国の規則に従って行ってください。
警告: アースしたり、電源ケーブルをコネクタに接続する前に、電源が DC 回路から切り離されていることを確認
します。電源が切られていることを確認するには、DC 電源回路のブレーカ(通常、バッテリーヒューズベイの配
電盤にあります)をオフの位置にし、認定された安全固定器具がある場合は、それをブレーカまたはスイッチに取
り付けます。
警告: より線による配線が必要な場合は、閉ループ処理や上向きラグを使ったスペード型処理など、認可され
た終端処理を施してください。終端処理はワイヤのサイズに合わせて行い、導線と絶縁体で二重に圧着してくだ
さい。
警告: 感電の危険を避けるため、装置を設置するときは常にアース端子を最初に接続し、取り外すときはアース
端子を最後に取り外します。
警告: アース導線を無効にしたり、アース導線を正しく取り付けていない状態で機器を操作しないでください。
アース回路が正しく設置されているかどうか判断できない場合は、電気点検関係の会社や電気技師にお問い合わせ
ください。
警告:
システムのシャーシは、ラックキャビネットフレームで確実にアースを取る必要があります。アース接続を
行わないうちは、電源とシステムを接続しないでください。適切な資格を持つ電気技術者が、電源およびアースの
接続を検査する必要があります。アースが正しく取れていない場合は、電気による事故が発生する危険があります。
安全について:モデム、通信、LAN のオプション
•
ご使用のシステムにモデムが付属している場合は、モデムケーブルには最低
26 AWG
(
American Wire Gauge
)で
FCC
準拠の
RJ-11
モジュラープラグがあるものをご使用ください。
•
雷雨のときは、モデムを接続したり使用したりしないでください。雷で感電する危険があります。
•
湿った場所でモデムを接続したり、使用したりしないでください。
•
ネットワークインタフェースコントローラ(
NIC
)のコネクタにモデムや電話ケーブルのプラグを差し込まないでく
ださい。
•
製品のカバーを開ける、内部部品を取り付ける、モデムケーブルの非絶縁部分やジャックに触れる。
このような場合は、前もってモデムケーブルを取り外してください。
安全について:レーザー装置を持つ製品
•
レーザー装置では、パネルを開いたり、コントロール操作や調整を行ったり、製品のマニュアルに指定されている以
外の手順を実行したりしないでください。
•
トレーニングを受けたサービス技術者以外は、レーザー装置を修理できません。
製品情報ガイド 107

book.book Page 108 Tuesday, January 9, 2007 11:19 AM
安全について:システム内部の作業を行う場合
システムカバーを取り外す前に、以下の手順を順番に行ってください。
警告: システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、トレーニングを受けたサービス技術者の
みが行ってください。
警告: 動作中はメモリモジュールが非常に高温になることがあります。モジュールが充分に冷えるのを待ってから
作業してください。
注意:
システム基板から部品を取り外したり、周辺機器の接続を外す場合は、システム基板の損傷を避けるために、
システムの電源を切ったあと少なくとも
5
秒間待ってください。
1
システムを含むすべての装置の電源を切ります。
2
コンピュータ内部の部品に触れる前に、シャーシの塗装されていない金属面に触れて、身体から静電気を逃がします。
3
作業中も定期的にシャーシの塗装されていない金属面に触れて、内部構成部品を破損する可能性のある静電気を除去
してください。
4
システムと各装置の電源プラグをコンセントから抜きます。けがや感電の危険を防止するために、すべての通信関連
のケーブルをシステムから外します。
さらに、該当する場合には、以下の点にもご注意ください。
•
ケーブルを外す際には、ケーブルそのものを引っ張らずに、コネクタやストレインリリーフループをつかんで抜いて
ください。ケーブルには、ロッキングタブのあるコネクタが付いているものもあります。このタイプのケーブルを抜
く場合は、ケーブルを抜く前にロッキングタブを押してください。コネクタを外すときは、コネクタのピンを曲げな
いようにまっすぐに引き抜いてください。また、ケーブルを接続する際には、前もって両方のコネクタの向きが合っ
ていることを確認してください。
•
部品やカードはていねいに取り扱ってください。カード上の部品や接続部分には触れないでください。カードを持つ
場合は縁を持つか、金属製の取り付けブラケットの部分を持ってください。マイクロプロセッサチップなどの部品を
取り扱う際には、ピンには触れずに縁を持ってください。
安全について:静電気障害への対処
静電気放電(
ESD
)によってコンピュータの内部の電子部品が損傷するおそれがあります。
ESD
は一定の条件下で周辺機
器などの物体や人体に蓄積され、コンピュータなど別の物体に放電されることがあります。
ESD
による損傷を防ぐために、
メモリモジュールなどのコンピュータ内部の電子部品に触れる場合は、前もって静電気を身体から逃がしてください。どの
電子部品に触れる場合も、アース処理された金属(コンピュータの
I/O
パネルの塗装されていない金属面など)に前もって
触れることで、
ESD
による障害を防ぐことができます。コンピュータに(携帯情報端末を含む)周辺機器を接続する場合は、
コンピュータに接続する前に必ず作業者自身と周辺機器の両方の静電気を逃がしてください。また、コンピュータ内部の作
業を行う間にも定期的に
I/O
コネクタに触れて、身体に蓄積した静電気を逃がします。
さらに、静電気放電(ESD)による損傷を防止するために、以下の手順を実行することもお勧めします。
•
静電気に敏感な部品を梱包箱から取り出す場合は、部品を取り付ける用意ができるまで、その部品を静電気防止梱包
材から取り出さないでください。静電気防止パッケージを開梱する直前に、必ず身体から静電気を逃がしてください。
•
静電気に敏感な部品を運ぶ場合は、最初に静電気防止パッケージに入れてください。
•
静電気に敏感な部品の取り扱いは、静電気の発生しない場所で行ってください。なるべく静電気防止用のフロアパッ
ドと作業台パッドを使用してください。
108 製品情報ガイド

book.book Page 109 Tuesday, January 9, 2007 11:19 AM
安全について:バッテリーの廃棄
システムには、ニッケル水素(NiMH)バッテリー、コイン型リチウムバッテリー、リチウムイオンバッテ
リーなどが使用されています。NiMH バッテリー、コイン型リチウムバッテリーおよびリチウムイオンバッ
テリーは寿命が長く、交換する必要がほとんどありません。交換する必要がある場合は、システムのマニュ
アルの指示に従って交換してください。
また、取り外したバッテリーは家庭用のゴミと一緒に廃棄しないでください。不要になったバッテリーの廃
棄については、各地域のゴミ処理担当窓口にお問い合わせください。
メモ:システムには、バッテリーを内蔵する回路カード、その他の部品が含まれていることもあります。貴重な資
源を守るため、このようなバッテリーについても一般ゴミとして廃棄せずに、処理方法について該当するカードま
たは部品のマニュアルを参照するか、当社担当窓口:デル PC リサイクルデスク(電話:044-556-3481)までお問い合
わせください。
台湾のバッテリーリサイクルマーク
サーバー、ストレージ、およびネットワーク製品のリ
サイクル関連情報
リサイクル情報
不要になったコンピュータのハードウェア、モニタ、プリンタ、その他の周辺機器は、環境上適性な方法によって処分さ
れるようお願いいたします。方法としては、製品の全体的または部分的な再利用、製品、部品、材料の再生利用などが考
えられます。
認可機関の情報
EMI(電磁波障害:Electromagnetic Interference)とは、自由空間に放射される信号や、電源コード、信号線などを
伝導する信号や放射電磁波のことで、無線航法やその他の安全が要求されるサービスを危険にさらしたり、認可された
無線通信サービスで著しい質の低下、電波妨害、通信の中断などの問題を発生させる原因となります。無線通信サービ
スとは、AM/FM の商業放送、テレビ、および携帯電話の各種サービス、レーダー、航空交通管制、ポケットベル、PCS
(Personal Communication Services)などがありますが、これらに限定されません。これらの認可サービスは、コン
ピュータシステムを含むデジタル装置などの電波放射を目的としない装置とともに、電
磁環境に影響を与えます。
製品情報ガイド 109

book.book Page 110 Tuesday, January 9, 2007 11:19 AM
EMC(電磁的両立性:Electromagnetic Compatibility)とは、多数の電子機器が同一の環境で共に正常に動作する能力
のことです。本コンピュータシステムは、認可機関の EMI に関する制限に準拠する設計がなされており、適合していま
すが、設置条件によっては干渉が発生しないという保証はありません。この装置が無線通信サービスに対して干渉するか
どうかは、装置の電源をオン / オフすることによって判定できますので、以下の方法のうちいくつかを実施して干渉を防
止してください。
• 受信アンテナの方向を変えます。
• 受信機に対するコンピュータの位置を変更します。
• 受信機からコンピュータを遠ざけます。
• コンピュータを別の電源コンセントにつないで、コンピュータと受信機を別々の分岐回路に設置します。
必要に応じて、テクニカルサポートまたはラジオ / テレビ
の経験を積んだ技術者にお問い合わせください。
コンピュータシステムは、システムを設置する電磁環境に合わせて設計、試験、分類されています。一般に、電磁環境は、
以下のように分類されます。
• クラス A は、主として商工業環境用です。
• クラス B は、主として住宅環境用です。
ITE(情報技術機器:Information Technology Equipment)は、周辺機器、拡張カード、プリンタ、入出力(I/O)装置、
モニタなどを含み、コンピュータシステムに統合または接続されるもので、コンピュータシステムの電磁環境の分類に
適合しなければなりません。
シールド付き信号コードに関する告知 : 無線通信サービスに干渉する可能性を低減するために、周辺機器からデバイスへ
の接続にはシールドケーブルのみを使用してください。シールドケーブルを使用することで、目的とする環境に適した
EMC 分類基準が満たされます。パラレルプリンタ用のケーブルは、コンピュータの販売店から入手できます。
ほとんどの コンピュータシステムは、クラス B 環境に分類されます。しかし、システムに特定のオプションを付加する
ことにより、一部の構成はクラス A 情報技術装置に類別されることもあります。 お使いのコンピュータまたは周辺機器の
電磁的類別を確認するには、次項を参照してください。以下の項には、EMC/EMI または製品の安全に関する情報が記載
されています。
VCCI 規定(情報処理装置等電波障害自主規制協議会規定 / 日本のみ)
ほとんどの コンピュータシステムは、VCCI でクラス B 情報装置として分類されています。しかし、追加するオプション
によっては、システム構成の分類がクラス A になることもあります。周辺機器、拡張カード、プリンタ、入出力(I/O)
装置、モニタなど、システムに統合または接続される情報技術装置は、コンピュータ システムの電磁環境分類(クラス
A またはクラス B)と一致していなければなりません。
お使いのコンピュータシステムにどちらの類別が適用されているか確認するには、システムの底部や側面、または背面パネ
ルに貼付されている認定ラベルまたはマークを調べてください。お使いのシステムの
VCCI
分類が判明したら、該当する
VCCI
通達をお読みください(「
VCCI
クラス
A
情報技術装置認定マーク」および「
VCCI
クラス
B
情報技術装置認定マーク」
を参照)。
110 製品情報ガイド

book.book Page 111 Tuesday, January 9, 2007 11:19 AM
クラス A ITE
VCCI クラス A ITE 認定マーク
認定ラベルに次のマークが含まれる場合、お使いのコンピュータはクラス A 製品です。
VCCI
クラス B ITE
VCCI クラス B ITE 認定マーク
認定ラベルに次のマークが含まれる場合、お使いのコンピュータはクラス B 製品です。
製品情報ガイド 111

book.book Page 112 Tuesday, January 9, 2007 11:19 AM
112 製品情報ガイド
Оглавление
- Product Information Guide
- 产品信息指南
- 目录
- 產品資訊指南
- Informační příručka produktu
- Guide d’informations sur le produit
- Produktinformationshandbuch
- Termékinformációs kézikönyv
- 製品情報ガイド
- 제품 정보 안내
- 차례
- Przewodnik z informacjami o produkcie
- Guia de informações do produto
- Информационное руководство по продуктам
- Содержание
- Informácie o produkte
- Priročnik z informacijami o sistemu
- Guía de información del producto