Hama VMSA: VMSA モデルの組み立て説明書
VMSA モデルの組み立て説明書: Hama VMSA

VMSA モデルの組み立て説明書
Sanus Systems Vision Mount 壁掛け製品をお買い上げいただきありがとうございます。VMSA は、最大 50 インチ、最大
重量 68 kg までのフラットパネルテレビを垂直な壁面に取り付けるように設計されています。当製品のご利用により、テレビを
+5 度から -15 度まで傾けることができます。また、壁から 24.1 cm のところまで伸ばしたり、最大 30 度旋回させたり、± 6
度回転させることができます。
安全性に関する警告:ここに記載されている説明ではよくわからない場合、もしくは設置上の安全性について疑問がある場合は、有資格の契
約業者にお電話いただくか、Sanus (米国: 800-359-5520 もしくは、ヨーロッパ: 31-(0)-20-5708938) までご連絡ください。弊社ウェブサイト
www.sanus.com もご覧いただけます。弊社のカスタマーサービスの担当者が、設置に関するご質問または部品の不足や損傷につい
て迅速に対応させていただきます。指定販売店でお求めいただいた製品については、交換部品をお客様に直接お届けいたしま
す。不足や破損している部品がないかよく確認してください。破損した部品は絶対に使用しないでください。設置方法が不適切
な場合、破損や深刻なケガを引き起こすおそれがあります。Sanus Systems が明記している目的以外でこの製品を使用しない
でください。Sanus Systems は、取り付け、組立、使用が正しく行われていないことに起因する破損、ケガについては責任を負
いかねます。製品をご購入された販売店に返品する前に Sanus Systems までご連絡ください。
注意:同梱の壁掛け用金具は、金属製の間柱、コンクリート、レンガ、ブロックの壁には使用できません。壁の材質がわからない
場合は、お近くの設置業者にお問い合わせください。Sanus では、テレビの取り付けに必要な金具をすべてお届けするよう最大
の努力をしております。必要な金具が梱包されていない場合は、お近くの工具店にお問い合わせいただくか、Sanus Systems
までご連絡ください。
必要な工具:3/16 インチのドリルビット、レンチセット、プラスドライバー
*
梱包部品:部品により縮尺が異なります
(1) 壁面プレート - a (1) アーム組立部品 - b
*
(2) 1 インチ径のパイプ - c (2) モニター取付金具 - d (4) バイス組立部品 - e
Sanus Systems 2221 Hwy 36 West, St. Paul, MN 55113 USA 11.15.05
カスタマーサービス:800.359.5520. その他の Sanus 製品については www.sanus.com をご覧ください
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金具:金具は実サイズで表示されています
*
(2) 配線結束クリップ - f (5) 配線結束ワイヤー - g
(4) ラグボルト- h (4) ラグボルトワッシャー - i (1) アレンキー - j
(4) 2 インチのキャリッジボルト - k (4) 1/4-20 ナット - l (2) 安全ボルト - m
梱包されているテレビ取付金具:金具は実サイズで表示されています
(4) M4 x 12mm ボルト - n (4) M5 x 12mm ボルト - o (4) M6 x 12mm ボルト - p (4) M8 x 16mm ボルト- q
(4) M4 x 30mm ボルト - r (4) M5 x 30mm ボルト - s (4) M6 x 35mm ボルト - t (4) M8 x 40mm ボルト - u
(4) M4 ロックワッシャー - v (4) M5 ロックワッシャー - w (4) M6 ロックワッシャー - x (4) M8 ロックワッシャー - y
(4) M4/M5 スぺーサー - z (4) M6/M8 スぺーサー - aa (8) M4/M5 ワッシャー - bb (4) M6/M8 ワッシャー - cc
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手順 1:背面が平らなテレビにモニター取り付け金具を取り付ける
まず、テレビの背面にあるねじ込みインサートに各種ボルト (n、o、p、q) を手で差し込んでみて、ご使用のテレビに適したボルトの
直径を選定します。電気抵抗を感じたら、すぐに中断してください!適切な直径が決まったら、以下の該当する図をご覧ください。ボ
ルトを適切なロックワッシャー (v、w、x、y)、ワッシャー (bb、cc)、モニター取付金具 (d) に通した後、テレビに差し込みます。モニ
ター取付金具が中央の高さに位置し、金具同士が平行になっていることを確認します。この手順を繰り返して、それぞれのモニター
取付金具を 2 本のボルトでテレビに固定します。
注意:背面に丸みのあるテレビやその他の凹凸があるテレビは、手順 2 をご覧ください。この手順が終了したら、手順 3 に進みます。
M4 径ボルト M6 径ボルト
d d
n p
v x
bb cc
図 1
M5 径ボルト M8 径ボルト
d d
o q
w y
bb cc
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手順 2:背面に丸みのあるテレビやその他の凹凸があるテレビにモニター取付金具を取り付ける。
まず、テレビの背面にあるねじ込みインサートに各種ボルト (r、s、t、u) を手で差し込んでみて、ご使用のテレビに適したボルトの直
径を選定します。電気抵抗を感じたら、すぐに中断してください!適切な直径が決まったら、以下の該当する図をご覧ください。ボル
トを適切なロックワッシャー (v、w、x、y)、ワッシャー (bb、cc)、モニター取付金具 (d)、2 番目のワッシャー (bb - M4/M5 径の
場合のみ)、スペーサー (z、aa) に通した後、テレビに差し込みます。モニター取付金具が中央の高さに位置し、金具同士が平行にな
っていることを確認します。この手順を繰り返して、それぞれのモニター取付金具を 2 本のボルトでテレビに固定します。
M4 径ボルト M6 径ボルト
r t
v x
bb cc
d d
bb
z aa
図 2
M5 径ボルト M8 径ボルト
s u
w y
bb cc
d d
bb
z aa
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手順 3:バイス組立部品をモニター取付金具に取り付ける:
注意:1/4-20 ナット (l) を締めすぎないようにしてください。バイス組立部品 (e) は、キャリッジボルト (k) を軸に自由に
回るようにしておきます。
バイス組立部品 (e) をモニター取付金具 (d)の 2 つの面の間に置いて、2 つのかみあい口が 1 インチ直径の穴の方に向き、ア
レンボルトがテレビとは反対の方向に向くようにします。2 インチのキャリッジボルト (k) をモニター取付金具の側面の角穴に通
し、バイス組立部品の穴に通してから、モニター取付金具の反対側の角穴に通します。次に、1/4-20 ナット (l) を 2 インチキャ
リッジボルトの先端に締め付けます。モニター取付金具の下部についても、この手順を繰り返します。最後に、2 つめのモニター
取付金具についても、この 2 つの手順を繰り返します。詳しくは、図 3 をご覧ください。
詳細図
図 3
かみあい e
k l
手順 4:アーム組立部品をテレビに取り付ける (パート Ⅰ)
警告:安全に設置するため、必ず 1 インチ径のパイプ (c) を左右のモニター取付金具 (d) 両方の外側まで通し、6 つのバイス
組立部品 (e) すべてのアレンボルトを締め付けるようにしてください!
まず、1 インチ径のパイプ (c) がモニター取付金具 (d) の 1 インチの丸穴を通って、バイス組立部品のかみあいの間を通るよう
に、各バイス組立部品 (e) を配置します。1 インチ径のパイプを最初のモニター取付金具の上の穴に通します。同じモニター取付
金具の下部についてもこの手順を繰り返します。詳しくは、図 4a をご覧ください。
図 4a
e
c d
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手順 4:アーム組立部品をテレビに取り付ける (パート II)
図 4b の詳細図に表示されているフック型のタブが上になるようにアーム組立部品 (b) を配置します。アーム組立部品の逆側に
あるモニター取付金具 (d) の 1 インチ径の 2 つの穴を、 1 インチ径のパイプ (c) に合わせます。1 インチ径のパイプをアーム
組立部品のバイス組立部品に通し、もう一方のモニター取付金具を貫通するまで押し続けます。この場合も同様に、1 インチ径
のパイプがかみあいの間を通るように、アーム組立部品と 2 つめのモニター取付金具の両方に取り付けられたバイス組立部品
の向きを確認します。1 インチ径のパイプが所定の位置に収まったら、2 つのモニター取付金具の 4 つのバイス組立部品につい
ているアレンボルトをアレンキー (j) で締め付けて、テレビを取付具に固定します。次に、アームの組立部品を 2 つのモニター
取付金具の間の適当な位置にずらし、アーム組立部品に組み込まれている残り 2 つのバイス組立部品も固定します。
注意:Sanus は、アーム組立部品を モニター取り付け用金具の中央に設置することを推奨します。
図 4b 詳細図
タブ
d
b
手順 5:壁面プレートの取り付け:木製間柱に設置する場合のみ。
警告:ラグボルトを締めすぎないようにしてください!ラグボルト (h) は、ラグボルトワッシャー (i) が壁面プレート (a) に密
着する程度に締めつけます。
木製間柱に取り付け:壁面プレート (a) は、必ず 30.5 cm (12 in) 以上離れた 2 本 の木製間柱に取り付けるようにしてく
ださい。高性能の間柱探知機を使って、間柱の位置を調べます。千枚通しか細い釘で間柱の位置を再確認しておくとよいでしょ
う。3/16 インチのドリルビットを使って、それぞれの間柱の適当な高さに、予め奥行き 6.4 cm の穴をあけておきます。これらの
穴が間柱の中央にあり、穴同士が水平であることを確認します。壁面プレートをテンプレートにして、各間柱にあける 2 つめの穴
の位置に印を付けます。3/16 インチのドリルビットを使って、印をした位置に奥行き 6.4 cm (2.5 in) の穴をあけます。4 本の
ラグボルト (h) と 4 個のラグボルトワッシャー (i) を使って、壁面プレートを壁に取り付けます。図 5 のように、プレート中央の
平らな面が壁に接するよう壁面プレートの向きを確認します。
図 5
ドライウォール断面図 (間柱の位置を表示)
間柱
h i a
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手順 6:組立部品を壁面プレートに取り付ける
警告:この手順では、2 人が組立部品を壁面プレートに持ち上げる必要があります!Sanus では、ケガや破損についての責任
は負いかねます。
テレビからアームがまっすぐ伸び、移動プレートがテレビと平行になるように、アーム組立部品 (b) の方向を決めます。テレビに
よっては 2 人で持ち上げる必要があります。組立部品を持ち上げ、図 6a のように、移動プレートを壁面プレート (a) の上端の
タブに引っ掛けます。移動プレートを壁面プレート上で左右に動かし、適当な位置に調整します。図 6b の詳細図 のように、安
全ボルトが壁面プレートの下部にあるタブの後ろ側に設置されるように、安全ボルト (m) をそれぞれ移動プレートの下部にあ
る 2 つの穴の 1 つに差し込み、アレンキー (j) で固定します。
図 6a 図 6b
b
壁面 a
タブ タブ
a
m
移動プレート
手順 7:モニターを水平にし、締め付け具合を調整する
警告:図 7 に表示されている調整ナットは決してはずさないでください!
テレビを壁面プレート (a) に取り付け、安全ボルト (m) を固定したら、水平になるように調節できます。アーム組立部品 (b) の
背部についている 2 本のアレンボルトをわずかに緩めます。この 2 本のボルトを緩めたら、テレビを ±6 度の範囲で動かし、水
平になるように調整します。テレビが水平になったら、2 本のアレンボルトを締め直します。傾斜は、テレビを傾けるだけで簡単
に調整できます。傾斜の締め具合を調整するには、締付ノブを使用します。図 7 に表示されている調整ナットをわずかに緩めた
り締めたりすると、アーム組立部品の締め具合を調整できます。テレビに一番近い調整ナットを調整する必要がある場合は、安
全金具を取り外して、締め付け具合を調整し、図 7 の安全金具取り付け図に示されているように安全金具をもう一度取り付ける
必要があります。 安全金具の取り付け
図 7
調整ナット
調整ナット
調整ノブ
アレン
ボルト 安全取付金具
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手順 8:配線の処理
配線処理をする前に、テレビを壁面からできるだけ遠くに離しておきます。ケーブルを動かしている最中にケーブルコネクタを引
っ張らないように、ケーブルにある程度のたるみをもたせます。コードが邪魔にならないよう、配線処理の結束ワイヤーを数か
所に取り付けます。配線結束クリップ (f) は、ピローブロックに押し込んで、ピローブロックの底に取り付けます。その後、配線結
束ワイヤー (g) を配線結束クリップといずれかの配線取付金具 (d) の側面にある穴に取り付けます。
詳細図
図 8
モニター取り付け金具の穴
ピローブロック
f
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カスタマーサービス:800.359.5520. その他の Sanus 製品については www.sanus.com をご覧ください
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