Hama VMDD26: VMDD26 モデルの組み立て説明書

VMDD26 モデルの組み立て説明書: Hama VMDD26

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VMDD26 モデルの組み立て説明書

Sanus Systems Vision Mount 壁掛け製品をお買い上げいただきありがとうございます。VMDD26 は、最大 63 インチ、最

大重量 79.4 kg までのフラットパネルテレビを垂直な壁面に取り付けるように設計されています。当製品のご利用により、テレ

ビを +5 度から -15 度まで傾けることができます。また、壁から 65.4 cm のところまで伸ばしたり、最大 ±75 度旋回させた

り、± 6 度回転させることができます。

安全性に関する警告:

ここに記載されている説明ではよくわからない場合、もしくは設置上の安全性について疑問がある場合は、有資格の契約業

者にお電話いただくか、Sanus  (米国:  800-359-5520  もしくは、ヨーロッパ:  31-(0)-20-5708938)  までご連絡ください。弊社ウェブサイト  

www.sanus.com  もご覧いただけます。

弊社のカスタマーサービスの担当者が、設置に関するご質問または部品の不足や損傷につい

て迅速に対応させていただきます。指定販売店でお求めいただいた製品については、交換部品をお客様に直接お届けいたしま

す。不足や破損している部品がないかよく確認してください。破損した部品は絶対に使用しないでください。設置方法が不適切

な場合、破損や深刻なケガを引き起こすおそれがあります。Sanus Systems が明記している目的以外でこの製品を使用しない

でください。Sanus Systems は、取り付け、組立、使用が正しく行われていないことに起因する破損、ケガについては責任を負

いかねます。製品をご購入された販売店に返品する前に Sanus Systems までご連絡ください。

注意:

同梱の壁掛け用金具は、金属製の間柱、コンクリート、レンガ、または旧式の軽量コンクリートブロックの壁には使用でき

ません。壁の材質がわからない場合は、お近くの設置業者にお問い合わせください。Sanus では、テレビの取り付けに必要な金

具をすべてお届けするよう最大の努力をしております。必要な金具が梱包されていない場合は、お近くの工具店にお問い合わせ

いただくか、Sanus Systems までご連絡ください。

注意:

壁は、テレビと壁掛け製品の合計重量の 5 倍の重量に耐える強度が必要です!

必要な工具:

3/16 インチのドリルビット、レンチセット、プラスドライバー

梱包部品:*部品により縮尺が異なります

  (1) 壁面プレート - a   

        (1) アーム組立部品 - b   

      (1) 防止装置 - c*

(2) 1 インチ径のパイプ - d 

 (2) モニター取付金具 - e 

 (4) バイス組立部品 - f*

Sanus Systems 

 2221 Hwy 36 West. St. Paul, MN 55113 USA  11.14.05

カスタマーサービス:800.359.5520. その他の Sanus 製品については www.sanus.com をご覧ください

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金具:

金具は実サイズで表示されています

 (7) 配線結束クリップ - g 

             

    (10) 配線結束ワイヤー - h*

       (4) ラグボルト- i   

        (4) ラグボルトワッシャー - j 

(1) アレンキー  - k

(4) 2 インチのキャリッジボルト - l 

(4) 1/4-20 ナット - m       (3) 安全ボルト - n          (2) 防止装置ボルト - o

同梱のテレビ取付用および組立用金具:

金具は実サイズで表示されています

(4) M4 x 12mm ボルト - p     (4) M5 x 12mm ボルト - q     (4) M6 x 12mm ボルト - r    (4) M8 x 16mm ボルト- s

(4) M4 x 30mm ボルト - t     (4) M5 x 30mm ボルト - u      (4) M6 x 35mm ボルト - v      (4) M8 x 40mm ボルト - w

(4) M4 ロックワッシャー - x     (4) M5 ロックワッシャー - y     (4) M6 ロックワッシャー - z     (4) M8 ロックワッシャー - aa

(4) M4/M5 スぺーサー - bb     (4) M6/M8 スぺーサー - cc     (8) M4/M5 ワッシャー - dd     (4) M6/M8 ワッシャー - ee

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手順 1:背面が平らなテレビにモニター取り付け金具を取り付ける

まず、テレビの背面にあるねじ込みインサートに各種ボルト (p、q、r、s) を手で差し込んでみて、ご使用のテレビに適したボルト

の直径を選定します。電気抵抗を感じたら、すぐに中断してください!適切な直径が決まったら、以下の該当する図をご覧くださ

い。ボルトを適切なロックワッシャー (x、y、z、aa)、ワッシャー (dd、ee)、モニター取付金具 (e) に通した後、テレビに差し込み

ます。モニター取付金具が中央の高さに位置し、金具同士が平行になっていることを確認します。

注意:背面に丸みのあるテレビやその他の凹凸があるテレビは、手順 2 をご覧ください。この手順が終了したら、手順 3 に進

みます。

         

M4 径ボルト

                

M6 径ボルト

      e   

     p   

        r

     x   

         z

 dd 

          ee

図 1

        

M5 径ボルト

      

M8 径ボルト

e

        q  

   s

    aa

dd 

   ee

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手順 2:背面に丸みのあるテレビやその他の凹凸があるテレビにモニター取付金具を取り付ける。

まず、テレビの背面にあるねじ込みインサートに各種ボルト (t、u、v、w) を手で差し込んでみて、ご使用のテレビに適したボルト

の直径を選定します。電気抵抗を感じたら、すぐに中断してください!適切な直径が決まったら、以下の該当する図をご覧くださ

い。ボルトを適切なロックワッシャー (x、y、z、aa)、ワッシャー (dd、ee)、モニター取付金具 (e)、スペーサー (bb、cc) に通し

た後、テレビに差し込みます。M4 径または M5 径のボルトを使用する場合は、モニター取付金具とスペーサーの間にもう 1 つ 

M4/M5  ワッシャーを通す必要があります。モニター取付金具がテレビの高さの中央に位置し、金具同士が平行になっているこ

とを確認します。

         

M4 径ボルト 

               M6 径ボルト

                 t   

v

          x 

   z

  dd   

       ee

          dd 

  bb   

cc

   e 

e

図 2

       

M5 径ボルト 

    M8 径ボルト

        e 

     u   

 w

       y   

    aa

 dd 

         ee 

 dd 

   bb   

cc

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手順 3:バイス組立部品をモニター取付金具に取り付ける: 

注意:1/4-20  ナットを締めすぎないようにしてください。バイス組立部品は、キャリッジボルトを軸に自由に回るようにして

おきます。

図 3 の詳細図のように、バイス組立部品 (f) の 2 つのかみあいが 1 インチ径の穴の方に向き、アレンボルトがテレビとは反対

の側に向くようにして、バイス組立部品 (f) をモニター取付金具 (e)の内側に配置します。図 3 の詳細図のように、2 インチのキ

ャリッジボルト  (l)  をモニター取付金具の側面の角穴に通し、バイス組立部品の穴に通してから、モニター取付金具の反対側の

角穴に通します。次に、1/4-20 ナット (m) を 2 インチのキャリッジボルトの先端にはめて締め付けます。モニター取付金具の

下部についても、この手順を繰り返します。最後に、2 つめのモニター取付金具についても、この 2 つの手順を繰り返します。

        

図 3 

            詳細図 

      f

 m

      l

e

手順 4:アーム組立部品をテレビに取り付ける (パート Ⅰ)

まず、図 4a のように、1 インチ径のパイプ (d) がモニター取付金具 (e) の 1 インチの丸穴を通って、バイス組立部品のかみあいの

間を通るように、各バイス組立部品 (f) の向きを確認します。図 4a に示されているように、1 インチ径のパイプを最初のモニター 

取付金具の上の穴に通します。同じモニター取付金具の下の穴でも同じ手順を繰り返します。 

図 4a

        f

d

        e

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手順 4:アーム組立部品をテレビに取り付ける (パート II) 

警告:安全に設置するため、必ず、1 インチ径のパイプを両方のモニター取付金具の外側まで通し、4 つのバイス組立部品すべ

てのモニター取付金具とアーム組立部品の 4 つのバイス組立部品すべてのアレンボルトを締めてください!

図 4b の詳細図に表示されているフック型のタブが上部にくるようにしてアーム組立部品 (b) を配置します。アーム組立部品のもう一 

方にあるモニター取付金具 (e) の 1 インチ径の 2 つの穴を、1 インチ径のパイプ (d) に合わせます。1 インチ径のパイプをアー

ム組立部品のバイス組立部品の両方に通し、もう一方のモニター取付金具を貫通するまで押し続けます。この場合も同様に、1  イ

ンチ径のパイプがかみあいの間を通るように、アーム組立部品と 2 つめのモニター取付金具の両方についているバイス組立部品 

(f) の配置を確認します。1 インチ径のパイプが所定の位置に収まったら、2 つのモニター取付金具の 4 つのバイス組立部品につ

いているアレンボルトをアレンキー  (l)  で締め付けます。次に、アームの組立部品を、2  つのモニター取付金具の間の適当な位置

にずらし、アーム組立部品に組み込まれているバイス組立部品の残りの 4 本のアレンボルトを締め付けます。下の図 4b をご覧く

ださい。 

   

      

             詳細図

           

図 4b

         タブ

      

      

注意:Sanus では、アーム組立部品をモニター取付金具の中央に設置することを推奨しています

手順 5:壁面プレートの取り付け:

木製間柱に設置する場合のみ。

警告:ラグボルトを締めすぎないようにしてください!ラグボルト (i) は、ラグボルトワッシャー (j) が壁面プレート (a) に密

着する程度に締めつけます。

壁面プレート (a) は、

必ず 30.5 cm 以上離れた 2 本 の木製間柱に取り付けるようにしてください

。高性能の間柱探知機を使って、

間柱の位置を調べます。千枚通しか細い釘で間柱の位置を再確認しておくとよいでしょう。3/16  インチのドリルビットを使って、それ

ぞれの間柱の適当な高さに、予め奥行き 6.4 cm の穴をあけておきます。これらの穴が間柱の中央にあり、穴同士が水平であることを

確認します。壁面プレートをテンプレートにして、各間柱にあける 2 つめの穴の位置に印を付けます。3/16 インチのドリルビットを使

って、印をした位置に奥行き 6.4 cm の穴を開けます。4 本のラグボルト (i) と 4 個のラグボルトワッシャー (j) を使って、壁面プレー 

トを壁に取り付けます。プレート中央の平らな面が壁に接するように壁面プレートの向きを確認します。下の図 5 をご覧ください。

図 5

  

木製間柱

       i   

           

  

   j

   a 

            

 ライウォールの断面図

  

(間柱を表示)

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手順 7:モニターを水平にし、締め付け具合を調整する

警告:図 7 に表示されている調整ナットは決してはずさないでください!

テレビを壁面プレート (a) に取り付け、安全ボルト (n) を固定したら、水平になるように調節できます。アーム組立部品 (b) の背部

についている 2 本のアレンボルトをわずかに緩めます。この 2 本のボルトを緩めたら、テレビを ±6 度の範囲で動かし、水平にな

るように調整します。テレビが水平になったら、2 本のアレンボルトを締め直します。傾斜は、テレビを傾けるだけで簡単に調整でき

ます。傾斜の締め具合を調整するには、締付ノブを使用します。図 7 に表示されている調整ナットをわずかに緩めたり締めたりする

と、アーム組立部品の締め具合を調整できます。テレビに一番近い調整ナットを調整する必要がある場合は、安全金具を取り外し

て、締め付け具合を調整し、図 7 の安全金具取り付け図に示されているように安全金具をもう一度取り付ける必要があります。

         

安全金具の取り付け

         

図 7

        

調整ナット

   

調整ノブ

         

アレンボルト

      

       

調整ナット

        

安全金具

手順 6:組立部品を壁面プレートに取り付ける

警告:この手順では、2 人が組立部品を壁面プレートに持ち上げる必要があります!Sanus では、ケガや破損についての責任

は負いかねます。

テレビからアームがまっすぐ伸び、移動プレートがテレビと平行になるように、アーム組立部品  (b)  の方向を決めます。

テレビに

よっては 2 人で持ち上げる必要があります!

組立部品を持ち上げ、図 6a のように、移動プレートを壁面プレート (a) の上端の

タブに引っ掛けます。移動プレートを壁面プレート上で左右に動かし、適切な位置になるまで、水平方向に調整します。図 6b の

詳細図のように、安全ボルトが壁面プレートの下部にあるタブの後ろ側に設置されるように、安全ボルト (n) をそれぞれ移動プ

レートの下部にある 3 つの穴の 1 つに差し込んで固定します。

図 6a   

         図 6b

          

壁面

   b

           

タブ

          a 

     n

移動プレート

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手順 8:防止装置を取り付ける

警告:手や指を挟まないよう注意してください。手や指を可動部品の間に入れないでください!

図 8 の詳細図のように、防止装置の平らな面がアイドラーに接するように配置します。防止装置を設置するには、防止装置ボル

ト (o) を防止装置に通し、アイドラーの穴に差し込みます。アレンキー (k) を使って 防止装置ボルトをしっかりと固定します。

         

詳細図

    

図 8

       b

       アイドラー

      c 

     o

手順 9:配線の処理

警告:ケーブルを挟み込まないようにしてください!

配線処理を行う前に、テレビを壁面からできるだけ遠くに離しておきます。ケーブルを動かしている最中にケーブルコネクタを引

っ張らないように、ケーブルにある程度のたるみをもたせます。ケーブルが邪魔にならないよう、配線処理の結束ワイヤーを数か

所に取り付けます。配線結束クリップ (g) は、図 9 の詳細図 のように、所定の場所に押し込むだけで、アーム組立部品 (b) の上

部と下部、防止装置 (c) の側面、およびピローブロックの上部と下部にある穴に取り付けることができます。その後、配線結束ワ

イヤー (h) を両方の配線結束クリップ、あるいは、どちらかのモニター取付金具 (e) の側面にある穴に取り付けます。

詳細図

   

図 9

  g

    b

Sanus Systems 

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カスタマーサービス:800.359.5520. その他の Sanus 製品については www.sanus.com をご覧ください

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