Dell H950N – page 8

Manual for Dell H950N

UPSの識別

このセクションは、Dell オンライン式ラック型UPSのフロントパネルおよびリヤパネル

示しています。 リヤパネルの詳細に関しましては、Dell

オンライン式ラック型

UPS 2700W

ユーザーガイド

をご参照ください。

オン/オフボタン

LCDパネル

スクロールボタン

スクロールボタン(下方向、または前方)

(上方向、または後方)

選択ボタン

図1Dell オンライン式ラック型UPSフロントパネル

RS-232

IEC 320-C13

ポート

EBMコネクタカバー

レセプタクル2個

UPS通信ベイ

USBポー

REPOポー

/ストレイン

(負荷セグメント2)

リリーフ ブラケット

2m、L5-30P

L5-20 レセプタクル1個、および5-15/5-20

接地ネジ

入力コード

レセプタクル2個

(負荷セグメント1)

2. UPSリヤパネル (2700W、120V 表示)

設置および起動

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ラックマウント式設置方法

注意: キャビネットにはかなりの重量があります 36.9 kg/81.4 lb): 1) Dellでは、持ち上げる

前に、UPSからバッテリートレーを取り外すことを推奨します。 2)キャビネットをラックに移動

するには、最低2名必要です。

注意: バッテリーの取り外しは、バッテリーや必要とされる安全上の注意に関して知識のある

スタッフが行うか、知識のあるスタッフが監視する必要があります。許可のないスタッフを

バッテ リーに近寄らせないようにしてください。

バッテリーカバーの開け方

1 金属のバッテリーカバーの蝶ネジを緩め、カバーを右にスライドさせて開けます。

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設置および起動

バッテリートレーの取り外し方

2 バッテリーコネクタを切り離し、バッテリーのドアに右側のバッテリーコネクタを

配置し、邪魔のならない場所に動かします。

3 プラスチックのつまみを使ってバッテリートレーを引き抜き、バッテリートレーを取り

外します。

設置および起動

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レールの配置

注記: 四角型の穴や、ネジ無し穴、丸型穴のラックはすべて手順は同じです。レールは両方の

ラックスタイルに適合します。 図表は四角型の穴用のラックを示しています。

4 レール上の適切な穴を選び、ラック上の希望する位置にUPSを配置します。

レールは、UPSにある4Uのスペース、または外付けバッテリーモジュールにある3U

スペースの底に配置します。

5 LおよびRとラベル表示されている左側および右側のレールの端が内側に向く用に配置

します。

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設置および起動

レールをラックに取り付ける方法

6 レールをラックに取り付ける方法:

フランジが、Cの形をした垂直レールの外側にはまるようレールを調節します。

同梱の#12-24 Phillips プラスネジ(各レールに4個)を使ってレールを固定します。 レール

の前方には、下部の2つの穴を使用してください。レールの後方には、2番目と4番目の穴を

使用してください。

注記:

垂直レールに四角型の穴がある場合、同梱の#12-24 Phillips プラスネジと四角型のナット

(同梱されていません)を使用してください。

設置および起動

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キャビネットの取り付けおよび固定

7 キャビネットをラックにスライドさせます。

8 同梱の#12-24 プラスネジ(各サイドに2個)を使って、キャビネットをラックに固定

します。

9 その他のキャビネットも同じ方法で固定します。

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設置および起動

バッテリートレーの取り付け方法

注記: バッテリーを接続する際、少量のアーク放電が起こることがあります。これは正常であり、

装置に損傷を与えたり、安全にかかわる心配はありません。

10 右側のバッテリーコネクタをドアから取り外し、内臓バッテリーコネクタを接続します。

11 金属製バッテリーカバーを閉じます。

ドアが正しく閉じるようにバッテリーコネクタを調節します。ドアを右側に少々押し、

左側にも押します。

12 蝶ネジを強く締めます。

ネジを0.7 Nm6.2 lb in)のトルクで締めます。

設置および起動

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UPSのフロントカバーの取り付け方法

13 UPSフロントカバーを取り付けます。

装置の接続方法

1

Dell UPS制御ソフトウェアを使用する場合は、同梱のケーブルを使って、コンピューターを

USBポートへ接続してください。

2 お使いのラックに、接地用、あるいは非接地金属部品の接合用の導体がある場合は、接地

ケーブル(同梱されていません)を接地接合ネジに接続します。

3 地域の条例で、非常停止(切断)スイッチが要求されている場合は、Dell

オンライン式ラック型

UPS 2700W

ユーザーガイド

の「リモートエマージェンシーパワーオフ

REPO)の設定方法」をご覧ください。

4 保護する装置をUPS出力レセプタクルに差し込みます。ただし保護装置の電源は入れない

でください。

注記:

過負荷アラームを防ぐため、装置の定格の合計がUPSの容量を超えていないか確認して

ください。

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設置および起動

電源コードの接続方法

5 UPSへの電源入力には、十分な逆流過電流保護があるか確認してください:

1. 上流遮断機最小定格

UPS出力

120V 208V 230V

2700W 30A 20A 16A

6 取り外し可能な電源コード付きモデル用。 取り外し可能な電源コードをUPSのリヤパネル

ある入力コネクターに差し込みます。

7 UPSの電源コードを電源コンセントに差し込みます。

設置および起動

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UPSの起動方法

8 UPSのフロントパネルにある ボタンを押します。

起動の完了

9 UPSが正常に動作し、負荷電力があることを示す「正常」アイコン UPSのステータス

要約画面に現れていることをお確かめください。

10 アクティブになっているアラームや通知を確かめるには、UPSステータス要約画面の

ボタンを押します。 続ける前に、アクティブになっているアラームを解消してください。

Dell

オンライン式ラック型

UPS 2700W

ユーザーガイド

の「トラブルシューティング」

をご参照 ください。

アクティブになっている警告がない場合は、「アクティブ警告なし」と表示された

メッセージが現れます。

11 その他の工場出荷時設定の変更は、Dell

オンライン式ラック型

UPS 2700W

ユーザーガイド

「操作方法」をご参照ください。

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設置および起動

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