Sigma ELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPER SA-STTL (シグマ用): FP 発光

FP 発光: Sigma ELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPER SA-STTL (シグマ用)

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◆ 

マニュアル発光での適正露出は、次の計算式で割り出せます。

             

フラッシュの発光量(ガイドナンバー)/撮影距離(

m

)=絞り値(

F

(このフラッシュは、上記の計算より適正露出となる撮影距離を算出して表示します。ガイドナンバ

ーは巻末の[表

1

]を参照してください。

FP 発光

SA-300

を除く)

通常のフラッシュ撮影は、シャッター幕が全開になったときにフラッシュを光らせます。このため、同

調速度より高速のシャッターは使用できませんでした。

FP

発光はフラッシュを連続発光させて、シャ

ッターの走行開始から終了まで発光を維持することにより、同調速度より高速のシャッターの使用を可

能にしました。

カメラの撮影モードを

M

にセットします。

MODE

ボタンで

M

を選択します。

+或いは-ボタンを押して液晶パネルに

を表示させます。

シャッター速度をセットします。

ピントを合わせ、レンズの距離目盛の示す撮影距離とフラッシ

ュの液晶パネル上に表示されている適正撮影距離がおおむね一

致するように、レンズの絞り値を変えます。

充電完了を確認して撮影します。

FP

発光では、フラッシュのガイドナンバーがシャッター速度によって変化し、光の到達距離が短く

なりますのでご注意ください。ガイドナンバーは巻末の[表

2

]を参照してください。

ワイドパネルは使用しないでください。また、後幕シンクロは設定できません。

解除するには、

の表示を消します。

後幕シンクロ撮影

スローシンクロで、動いている被写体を撮影すると、通常は被写体の軌跡が動く被写体の前方に写し込ま

れます。これは、シャッター幕が全開したときにフラッシュが発光するため、フラッシュ発光後~シャッ

ター幕が閉じるまでの軌跡が写し込まれるためです(先幕シンクロ)。後幕シンクロモードを使用すると、

シャッター幕が全開した後、閉じるときにフラッシュが発光するため、シャッター幕全開~フラッシュ発

光までの軌跡が、動く被写体の後方に写し込まれ、自然な動きが表現できます。

カメラの撮影モードをセットします。

フラッシュのモードを選択します(

TTL

M

モードで使用できま

す。

SD9

SD10

SD14

SD15

M

モードのみで使用可能です)

+或いは-ボタンを押して液晶パネルに

を表示させます。

ピントを合わせ、充電完了を確認して撮影します。

◆ 

が消灯している時は、先幕シンクロに設定されています。

◆ 

SA-300

SA-300N

SA-5

(全自動モード)では設定できません。

◆ 

解除するには、

の表示を消します。

赤目緩和発光

フラッシュを使用して人物を撮影すると、目が赤く写ることがあります(赤目現象)

。人物撮影の時に

は赤目緩和発光機能を使用すると、シャッターが切れる前に約

1

秒間予備パルス発光を行い、赤目現

象を緩和させることができます。

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