Nikon PC-E Micro NIKKOR 85mm f-2.8D: instruction

Class: Photo and Video Accessories

Type:

Manual for Nikon PC-E Micro NIKKOR 85mm f-2.8D

PC-E Micro NIKKOR

PC-E Micro NIKKOR 85mm f/2.8D

85mm f/2.8D

Nano Crystal Coat

使用説明書

(P. 2–17)

J

p

Users Manual

(PP. 18–35)

En

Benutzerhandbuch

(S. 36–53)

De

Manuel de l’utilisateur

(P. 54–71)

Fr

Manual del Usuario

(PP. 72–89)

Es

Anvädarhandbok

(S. 90–107)

Se

Руководство пользователя

(CTP. 108–125)

Ru

使用説明書の内容が破損など判読できなくなったときは、

Gebruikshandleiding

(P. 126–143)

Nl

ニコンサービス機関にて新しい使用説明書をお求めください(有料)

Manuale d’uso

(PP. 144–161)

It

No reproduction in any form of this manual, in whole or in part (except for brief

quotation in critical articles or reviews), may be made without written authorization

(P. 162–179)

Ck

from NIKON CORPORATION.

(P. 180–197)

Ch

NIKON CORPORATION

(P. 198–216)

Kr

FUJI BLDG., 2-3, MARUNOUCHI 3-CHOME, CHIYODA-KU,

TOKYO 100-8331, JAPAN

Printed in Japan TT8J03

(

C2

)

7MAA53C2-03

安全上のご注意

Jp

ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みのうえ、正しくお使いく

ださい。この「安全上のご注意」は製品を安全に正しく使用していただき、

あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、重

要な内容を記載しています。お読みになった後は、お使いになる方がい

つでも見られる所に必ず保管してください。

表示について

表示と意味は次のようになっています。

この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重

警告

傷を負う可能性が想定される内容を示しています。

この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可

能性が想定される内容および物的損害の発生が想定される内容を示

注意

しています。

お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。

絵表示の例

△記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の中や近

くに具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。

記号は、禁止の行為(してはいけないこと)を告げるものです。図の中

や近くに具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。

●記号は、行為を強制すること(必ずすること)を告げるものです。図の

中や近くに具体的な強制内容(左図の場合は電池を取り出す)が描かれて

います。

警告

分解したり修理・改造をしないこと

感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。

分解禁止

落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出

部に手を触れないこと

接触禁止

感電したり、破損部でケガをする原因となります。

カメラの電池を抜いて、販売店またはニコンサービス機関に修理を

依頼してください。

ぐに修理依頼

2

警告

Jp

熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、速やか

にカメラの電池を取り出すこと

電池を取る

そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。電池を取り出

す際、やけどに充分注意してください。電池を抜いて、販売店また

はニコンサービス機関に修理を依頼してください。

ぐに修理依頼

水につけたり水をかけたり、雨にぬらしたりしないこと

発火したり感電の原因となります。

水かけ禁止

引火・爆発のおそれのある場所では使用しないこと

プロパンガス・ガソリンなど引火性ガスや粉塵の発生する場所で使

使用禁止

用すると、爆発や火災の原因となります。

レンズまたはカメラで直接太陽や強い光を見ないこと

失明や視力障害の原因となります。

見ないこと

注意

ぬれた手でさわらないこと

感電の原因になることがあります。

感電注意

製品は幼児の手の届かないところに置くこと

ケガの原因になることがあります。

放置禁止

逆光撮影では、太陽を画角から充分にずらすこと

太陽光がカメラ内部で焦点を結び、火災の原因になることがあります。

使用注意

画角から太陽をわずかに外しても火災の原因になることがあります。

使用しないときは、レンズにキャップをつけるか太陽光の

あたらない所に保管すること

保管注意

太陽光が焦点を結び、火災の原因になることがあります。

三脚にカメラやレンズを取り付けたまま移動しないこと

転倒したりぶつけたりしてケガの原因になることがあります。

移動注意

窓を閉め切った自動車の中や直射日光が当たる場所など、

異常に温度が高くなる場所に放置しないこと

放置禁止

内部の部品に悪い影響を与え、火災の原因となることがあります。

アオリ操作の際には、レンズ本体のエッジ部に注意すること

エッジ部と指が接触して、ケガの原因になることがあります。

使用注意

3

このたびはニッコールレンズをお買い上げいただき、誠にありがとうご

Jp

ざいます。

1.各部の名称

フード

絞り目盛

絞り込みボタン

②フード取り付け

絞り指標

シフトノブ

指標

ティルトノブ

シフト目盛

③フード着脱指標

ティルト目盛

レボルビングレバー

④距離目盛基準線

レボルビング指標

シフトロックノブ

被写界深度目盛

レンズ着脱指標

㉒ティルトロックノブ

距離目盛

レンズマウント

フォーカスリング

ゴムリング

絞りリング

CPU 信号接点

4

2.主な特長

Jp

シフトやティルトのアオリ操作により、カメラアングルによる主要被写

体の歪みを補正したり、奥行きのある主要被写体の手前から奧まで全体

にピントを合わせられます。PC とは、Perspective Control の略で、

遠近感の補正や強調ができることを表します。

D3/D700/D300/D90 メラでは、自動絞り対応で、絞り込み

ボタンを操作しないで撮影できます。

被写体までの距離情報をカメラ側に伝達する機能を備え、3D

パターン測光機能を持ったカメラとの組み合わせでは、より的確な露

出制御を実現します。(アオリなしで、開放絞りの場合のみ)

ナノクリスタルコート(Nano CrystalCoat)を一部のレンズに施し

たことで、強い太陽光が当たる屋外撮影から、スポットライトのある

室内撮影まで、クリアーで抜けの良い画像を提供します。

最短撮影距離 0.39m までの近接撮影ができます。

ワイヤレスリモートスピードライト SB-R200 は、レンズ先端に 2

まで装着できます。

※

SB-R200 使は、トノブを確実に締め込んでください。

また、アオリ操作(シフト、ティルト設定)での使用はおすすめしま

せん。

シフトロックノブとティルトロックノブについて

このレンズはシフトノブとティルトノブでアオリ操作が行えますが、

それぞれのロックノブでアオリをロックするとき、レンズの機構上

完全には固定されないようになっています(故障ではありません)

したがって、シフトロックノブとティルトロックノブを無理に締め

つけたり、ロックした状態で無理にアオリ操作を行ったりすると故

障の原因となりますのでご注意ください。

5

3.使用できる機能

Jp

カメラによって、使用できる機能には制限・制約がありますので、カメ

ラの使用説明書でもご確認ください。

※1

露出モード

カメラによる

プリセット

アオリ

カメラへの

 カメラ

絞り値の設定

絞り

操作

取り付け

※2

P

SAM

D3、D700、D300、

※3

○○

D90

※4

D2 シリーズ、D1 シリーズ、

D200、D100、D80、

D70 シリーズ、

D60、

D50、D40 シリーズ、

※6

※5

F6、F5、F4 シリーズ

× ○○×××

※7

F100、

F90X シリズ、

F90 ズ、

F80 シリーズ、ニコン U2、

ニコン U、プロネア 600i

F70D、F60DF50D

F-401 ズ、

F-801リーF-601

××××××××

F-601M、F3AFF-501

ニコン Us、プロネア S

MF カメ

○:使用可×:使用不可

1:アオリ操作をすると、適正露出になりません。

2:P には AUTOオート)モード、イメージプログラムモードを含

みます。

3:絞り込みボタン ON にして絞り羽根が閉じている状態で、半押し

タイマー OFF または電源 OFF になると、絞り羽根は開放位置に

戻ります。

※4

絞り込みボタンを押すと(ON)、AE-L(AEロック)が掛かります

ので(ファインダー内 AE-L 表示)撮影前に充分注意してください。

5:1 コマ撮影ごとに絞り羽根が開閉動作します。連写モードでは

適正露出が得られないため使用できません。

6:絞り込み状態で電源 ON または半押しタイマー ON のとき、一瞬

絞り羽根が開閉しますが故障ではありません。

6

7:絞り込み状態で半押しタイマー OFF でシャッターボタンを全押し

Jp

する(深く押し込む)と、適正露出が得られない場合があります

ので、シャッターボタン半押し後、設定した絞り値が表示パネル

やファインダーに表示したことを確認後、レリーズしてください。

絞り込みボタン(プリセット絞り)

絞り込みボタンを押すと、セットした絞り値までの絞り込みが行

われます。再度押すと、開放絞りの状態になります。ファイン

ダーの画面または絞り羽根(被写体側から見たレンズ内部)で

現在の状態は確認できます。

開放絞りの状態でも、カメラには、セットした絞り値が表示され

ます。

D3/D700/D300/D90

開放絞りの状態でも、シャ

ッターを切ると、セットした絞り値までの絞り込みが自動的に行わ

れ撮影できます。絞り込みボタンを ON した状態で電源を OFF

にしたり、半押しタイマーが切れると開放絞りの状態になり

ます。

■ご注意

このレンズは、マニュアルフォーカス専用です。オートフォーカスは、

使用できません。なお、カメラ側のフォーカスモードは、いずれの設

定でもマニュアルフォーカスができます。

フォーカスリングを操作することによりカメラの表示パネルやファイ

ンダー内に有効 F 値を表示します。

アオリ操作を行うと、条件によりケラレることがあります(写真の一

部に影が写り込む現象)。また、まれに色ムラが出ることがあります。

DX フォーマットのニコンデジタル一眼レフカメラ(D2 ズ、

D300 など)に装着すると、対角線画角は 18 50 となり、35mm

判で焦点距離約 127.5mm 相当のレンズになります。

CPU 信号接点は汚さないようにご注意ください。

レンズマウントゴムリングが破損した場合は、そのまま使わずに販売

店またはニコンサービス機関に修理を依頼してください。

低温時は、カメラのバッテリーを充分に充電した状態でお使いくださ

い。

7

4.カメラへの取り付け

Jp

a

シフトノブとティルトノブを回して、シフト目盛とティルト目盛が

2 の位置(目盛の中心を T/S に合わせる)になるようにセットします。

ご注意:

アオリP.10)状態だったり、ロックされていない状態

またはレボルビング(P.12)している状態で取り付けたり、

取り外すと、指をはさんでケガをすることがあります。

図2

b

シフトロックノブとティルトロックノブを回して固定します図3

ご注意:故障の原因となりますので、各ノブやロックノブを無理に回

さないでください。

図3

c



カメラの電源スイッチを OFF にセットし、着脱指標を合わせて、矢印

方向にカチッと音がするまでレンズを回します(図4

カメラの電源が ON の時に、レンズを装着すると、カメラが正しく作

動しません。

図4

8

5.バヨネットフード HB-22 の装着

Jp

レンズ先端のフード着脱指標とフード取り付け

指標(

)を合わせて、時計回りにカチッと音

がするまでフードを回転させ、確実に取り付け

ます(図5

フードが正しく取り付けられないと撮影画面

にケラレを生じますのでご注意ください。



フード先端を強くつかむと着脱が困難になり

ます。着脱の際は、フードの根元(フード取

図5

り付け指標部分)付近を持って回転させてください。

収納時はフードを逆向きにしてレンズに取り付けられます。

6.露出の設定

フォーカスリングを操作すると、絞りリングでセットした絞り値とカ

メラの表示パネルやファインダー内に表示される絞り値が異なってく

る場合がありますが、カメラ側に表示される絞り値が有効 F 値です。

■D3/D700/D300/D90 カメラ

a

シフトノブとティルトノブを回して、シフト

目盛とティルト目盛が図2の位置になるよう

にセットします。

b

カメラの露出モードをセットします。

c



露出モード A、M:絞りリングまたはカメラの

コマンドダイヤルで絞り値を設定します(コマ

図6

ンドダイヤルで設定する場合は、絞りリングを

最小絞りロック位置Lにセットしてください)図6

露出モード P、S:絞り値は、カメラ側で設定されます。

■その他のカメラ

a

シフトノブとティルトノブを回して、シフト目盛とティルト目盛が

図2の位置になるようにセットします。

b

カメラの露出モードを M(マニュアル)にセットします。

9

c

絞り込みボタンを操作して開放絞りの状態にして、絞りリングを

Jp

開放(F2.8)にセットし、適正な露出となるようにシャッタースピー

ドをセットします。

d

絞りリングで絞り値をセットし、変更した絞りの段数と同じ分、シャ

ッタースピードもシフトさせます。

絞りリングを “L" にセットすると、最小絞り(F32)に固定されます

図6

必ず、絞りリングでセットしてください。なお、カスタムセッティン

グで「レンズの絞りリングによる絞りのセット」を設定する必要はあ

りません。

■単体露出計を使用する場合

a

シフトノブとティルトノブを回して、シフト目盛とティルト目盛が

図2の位置になるようにセットします。

b

カメラの露出モードを M(マニュアル)にセットします。

c

絞りリングまたはカメラのダイヤルで絞り値をセットし、カメラの

示パネルの F 値を単体露出計にセットしてシャッタースピードを決め

ます。カメラに表示パネルが無い場合は、有効 F 値(P.244)

慮してシャッタースピードを決めてください。このレンズでは、最短

撮影距離で約 1 段暗くなります。

D3/D700/D300/D90 は、ず、

トしてください。なお、カスタムセッティングで「レンズの絞りリン

グによる絞りのセット」を設定する必要はありません。

7.アオリ操作

■ご注意

正確な撮影のためには、三脚の使用をおすすめします。

故障の原因となりますので、各ノブやロックノブは、強い力で無理に

回さないでください。

アオリ操作を行った場合、条件によってはケラレることがあります(写

真の一部に影が写り込む現象)。できるだけ絞り込んだり(大きい数値

の絞り値)、露出補正を行ってください。

アオリ操作を行った場合の露出設定にはある程度の経験が必要です。

テスト撮影をおすすめします。

10

■シフト

Jp

図7

シフトノブを回すと、カメラに対して平行に、左右または上下(レボル

ビング併用時)にレンズを移動(± 11.5 mm)できます。カメラの位

置を変えずに構図を変えることができ、被写体の歪みを補正したり、障

害物を避けて撮影できます(P.217)

シフトさせたら、必ず、シフトロックノブを回して固定します。

ご注意:シフト操作の時、レンズとカメラボディーの間に指をはさまな

いようにご注意ください。

■ティルト

図8

ティルトノブを回すと、左右または上下(レボルビングを併用)にレン

ズの向きを変えられます(± 8.5°。カメラに対して平行でない被写体

面の手前から奥までピントを合わせたり、逆に平行な被写体の一部にピ

ントを合わせて撮影できます(P.217)

ティルトさせたら、必ず、ティルトロックノブを回して固定します。

ティルトすると、構図が若干変化します。

ティルトする場合は、レンズの被写界深度目盛や距離目盛は使用でき

ません。

11

■レボルビング

Jp

図9

レンズを回転して(± 90°、上下のシフトを左右に変え、左右のティル

トを上下に変えられます。

レボルビングする前には、必ず、シフト量とティルト量を0(目盛

の中心)にしてください。

ご注意:シフトまたはティルト状態だったり、ロックされていない状態

でレボルビングしたりすると、指をはさんでケガをすることが

あります。

レボルビングレバーをカメラ側に押しながら、レンズの四角い箱部を

持って、回してください。

左右とも 30 ゜毎にクリックストップがあります。30°と 60°の位

置では、レボルビングレバーを押さないで、回転できます。

8.ピント合わせ

図10

12

a

絞りを開放状態にして、ピントを合わせます。

Jp

b

絞り込みボタンを押して絞り込み状態にして、撮影します。

D3/D700/D300/D90 カメラでは、通常この操作をする必要はあり

ません。自動的に設定した絞り値まで絞り制御がされますので、その

まま撮影が可能です。使用状況に合わせて使い分けてください。

アオリを行うと、フォーカスエイドは正常に作動しません。ファイン

ダーで画面を確認しながら、ピントを合わせてください。

ピントを合わせた後にアオリ量を変えると、露出が変わり、ピントが

ズレますので、ご注意ください。

赤外フィルム撮影

赤外フィルムで撮影する場合は、ピントの補正と赤外撮影用フィル

ター(R60)を使います。

ピントを合わせたら、距離目盛(図 11 の場合2 m)が図 11

󱤨(被写界深度目盛の 16 と距離目盛基準線の中間)の位置になる

ようにフォーカスリングを回しピントを補正します。次に赤外撮影

用フィルター(R60)をレンズに取り付けてください。

9.被写界深度

被写体の前後のピントが合う範囲(被写界

被写界深度目盛

深度)は、距離目盛基準線の両側の被写界

距離目盛基準線

󱤨

深度目盛によって、おおよそ判ります。

レンズの絞り込みボタン、またはカメラ

(D3/D700/D300/D90 )

のプレビューボタンを押すと、おおよそ

の被写界深度をファインダーで確認でき

ます。

詳しい被写界深度は、被写界深度表

(P.248)をご覧ください。

図11

ご注意:ティルトした場合、被写界深度目

盛や距離目盛は使用できません

(シフトだけの場合は使用できます)

13

10.撮影倍率

Jp

撮影倍率とは、フィルム面上に写された像の大きさと被写体の実際の大

きさとの比率です。たとえば実際には 5 cm の長さの被写体がフィルム

面上に 1cm に写ったときの撮影倍率は 1/5 倍(1:5)いいます

各撮影距離での撮影倍率については被写界深度表(P.248)をご参照

ださい。

11.接写、複写撮影

接写、複写撮影の際は特にカメラブレに注意してください。カメラブレ

を防ぐ方法として、しっかりとした三脚を用い、ケーブルレリーズ、ま

たはリモートコードを併用することをおすすめします。接写撮影では

一般に被写界深度が著しく浅くなるので、奥行きのある被写体の撮影で

は、絞りを十分絞って、露出時間を長くしてください。また、写したい

部分をフィルム面(撮像素子面)と平行に置くことなどの注意も必要です。

12.カメラ内蔵フラッシュ使用時のご注意

ケラレ(写真の一部に影ができる)を防止するため、レンズフードは使

用しないで、撮影距離は 0.6m 以上で撮影してください。

ご注意:アオリ操作をすると、ケラレることが多くなりますので、内蔵

フラッシュの使用はおすすめしません。

14

13.ファインダースクリーンとの組み合わせ

Jp

スクリーン

EC-B

ABCE

F G1G2G3G4 J K L M P U

カメラ

EC-E

F6 ◎◎―◎ ――――

F5+DP-30

―◎◎◎

F5+DA-30

◎◎

◎―◎

(+0.5)

F4+DP-20

―◎ ◎◎―

F4+DA-20

◎○○

■構図の決定やピント合わせの目的には

◎: 好適です

○: 視野の一部が多少見にくくなりますが、撮影結果には全く影響が

ありません。

: 各カメラに存在しないファインダースクリーンです。

(): 中央部重点測光時の補正値です。F6 カメラの場合、測光値の補正

は、カメラのカスタムメニュー「b6:スクリーン補正」を「Bor

E 以外」にセットして行います。B 型および E 型以外を使用する

場合は、補正量が 0 でも、「BorE 以外」にセットしてください。

F5 カメラの場合は、カスタムセッティング No.18 の設定で測光

値の補正をします。F4 ーズメラの場合は、ファインダー

スクリーン露出補正ダイヤルを回して補正をします。

詳しくはカメラの使用説明書をご覧ください。

空欄:使用不適当です。ただし、M スクリーンの場合、撮影倍率 1/1

以上の近接撮影に用いるため、この限りではありません。

ご注意

F5 カメラの場合、マルチパターン測光は EC-B、EC-E、B、E、J、A、

L スクリーンのみ可能です。

上記以外のカメラで B、E スクリーンをお使いの場合は、それぞれ B、

E スクリーンの欄をご覧ください。

15

14.レンズのお手入れと取り扱い上のご注意

Jp



このレンズは可動部分が多く、ゴミやホコリまたは水滴の影響を受け

やすいため、使わないときはシフト量とティルト量を0にセットし

てください。



レンズ面の清掃は、ホコリを拭う程度にしてください。指紋がついた

ときは、柔らかい清潔な木綿の布に無水アルコール(エタノール)ま

たは市販のレンズクリーナーを少量湿らせ、レンズの中心から外周へ

渦巻状に、拭きムラ、拭き残りのないように注意して拭いてください。



シンナーやベンジンなどの有機溶剤は絶対に使用しないでください。



レンズ表面の汚れや傷を防ぐためには、NC フィルターをお使いいただ

けます。また、レンズフードも役立ちます。



レンズをケースに入れるときは、必ず、レンズキャップを前後に取り

付けてください。



レンズを長期間使用しないときは、カビやサビを防ぐために、高温多

湿のところを避けて風通しのよい場所に保管してください。また、直

射日光のあたるところ、ナフタリンや樟脳のあるところも避けてくだ

さい。



レンズを水に濡らすと、部品がサビつくなどして故障の原因となりま

すのでご注意ください。



ストーブの前など、高温になるところに置かないでください。極端に

温度が高くなると、外観の一部に使用している強化プラスチックが変

形することがあります。

15.付属アクセサリー

77mm スプリング式レンズキャップLC-77 

裏ぶたLF-1

バヨネットフードHB-22 

ソフトケースCL-1120

16.別売アクセサリー

77mm ネジ込み式フィルター

16

17.仕 様

Jp

型式: ニコン F マウント CPU 内蔵 D タイプレンズ

焦点距離: 85mm

最大口径比: 1:2.8

レンズ構成:5 6 枚(ナノクリスタルコート)

画角: 28 30󱐭…35mm 判一眼レフカメラ

FX フォーマットのデジタル一眼レフカメラ

18 50󱐭…

DX フォーマットのデジタル一眼レフカメラ

22 53󱐭…IX240 カメラ

最大撮影倍率: 1/2(倍)

撮影距離情報: カメラへの撮影距離情報出力可能

ピント合わせ: マニュアルフォーカスのみ

撮影距離目盛: ∞〜 0.39m、1½ft.(併記)

最短撮影距離: 0.39m

絞り羽根枚数: 9 枚(円形絞り)

絞り方式: 電磁駆動による自動絞り/プリセット絞り

絞りの範囲: f/2.8

32

アオリ機構: シフト、ティルト直交式

(平行式へ変更可能。詳しくは、ニコンサービス機関

へお問い合せください。

シフト量:± 11.5mm

ティルト量:± 8.5°

レボルビング機構:

左右 90°30°毎にクリックストップ)

測光方式: 開放測光

アタッチメントサイズ

77mm(P=0.75mm)

大きさ: 83.5(最大径)× 107mm(バヨネットマウン

ト基準面からレンズ先端まで)

質量: 635g

仕様、外観の一部を、改善のため予告なく変更することがあります。

17

Notes on Safety Operations

CAUTION

Do not disassemble

En

Touching the internal parts of the camera or lens could result in injury.

Repairs should be performed only by qualified technicians. Should the

camera or lens break open as the result of a fall or other accident, take the

product to a Nikon authorized service representative for inspection after

unplugging the product and/or removing the battery.

Turn off immediately in the event of malfunction

Should you notice smoke or an unusual smell coming from the camera or lens,

remove the battery immediately, taking care to avoid burns. Continued operation

could result in injury. After removing or disconnecting the power source, take

the equipment to a Nikon-authorized service representative for inspection.

Do not use the camera or lens in the presence of flammable gas

If the electronic equipment is operated in the presence of flammable gas, it

could result in an explosion or a fire.

Do not look at the sun through the lens or viewfinder

Viewing the sun or other strong light sources through the lens or viewfinder

could cause permanent visual impairment.

Keep out of reach of children

Particular care should be taken to prevent infants from putting the batteries

or other small parts into their mouths.

Observe the following precautions when handling the

camera and lens

• Keep the camera or lens unit dry. Failure to do so could result in a fire or

electric shock.

• Do not handle or touch the unit with wet hands. Failure to do so could

result in electric shock.

• In backlit shooting, keep the sun well out of the frame.

The sunlight could focus into the lens body and cause a fire. When the sun

gets close to the frame, it can also cause a fire.

• When the lens will not be used for a long time, attach both front and rear

lens caps and store the lens away from direct sunlight. Failure to do so

could result in a fire, as the lens might focus sunlight onto an object.

• When shifting and/or tilting, handle the lens with care. Failure to do so,

may result in your fingers being nipped between the lens and the camera

body.

18

Thank you for purchasing the PC-E Micro NIKKOR 85mm f/2.8D lens.

1. Nomenclature

1

Lens hood

9

Aperture scale

&

Aperture stop-down

2

Lens hood attachment

0

Aperture index

button

En

index

!

Tilt knob

*

Shift knob

3

Lens hood mounting

@

Tilt scale

(

Shift scale

index

#

Revolving index

)

Revolving lever

4

Distance index

$

Mounting index

q

Shift lock release

5

Depth of field scale

%

Lens mount rubber

knob

6

Distance scale

gasket

w

Tilt lock release knob

7

Focus ring

^

CPU contacts

8

Aperture ring

19

2. Major features

This is a retrofocus-type perspective control (PC) lens that lets you

emphasize or correct near and far perspective, or control depth of

field. It also lets you correct distortion caused by the camera angle.

En

Moreover, you can use the lens’ tilt and shift mechanism to achieve

focus of the entire subject plane when it is not parallel to the camera.

This lens features automatic aperture control. When it is

mounted on a Nikon D3, D700, D300 or D90 camera, the user

can use all exposure modes to take images without operating

the aperture stop-down button.

More accurate exposure control is possible when this is mounted

on a Nikon camera with 3D Color Matrix Metering capability,

because subject distance information is transferred from the lens

to the camera body (without tilting and/or shifting) (with

maximum aperture while mounted on cameras).

The Nano Crystal Coat deposited on some of the lens elements

ensures that fine, clear images can be reproduced under various

shooting conditions, from the sunny outdoors to spotlighted

interior scenes.

The closest focusing distance possible is 0.39 m (1.3 ft).

A total of two SB-R200 Wireless Remote Speedlights can be

attached to the front of the lens*.

* When attaching an SB-R200, tighten the shift lock release

knob. Failure to do so may cause the lens to shift down under

the weight of the SB-R200. Tilting and/or shifting the lens

while the SB-R200 is attached is not recommended.

Note on the shift and tilt lock-release knobs

The lens does not lock completely by turning the shift and tilt

lock-release knobs. This is not a malfunction. Turning the shift

and tilt lock-release knobs too tightly to lock the lens or forcibly

shifting/tilting the lens when it is locked can damage it.

20

3. Usable cameras and available functions

There may be some restrictions or limitation of available functions.

Refer to your camera’s instruction manual for details.

One-

Exposure

Aperture

En

*1

touch

Mounting

mode

setting

Tilting/

Cameras

preset

to a

by

shifting

*2

aperture

camera

P

6$0

camera

operation



D3, D700, D300, D90





D2-Series, D1-Series,

D200, D100, D80,

D70-Series, D60, D50,

D40-Series, F6, F5,



F4-Series

, F100,



F90X/N90s*,



———



F90-Series/N90*,

F80-Series/N80-Series*,

F75-Series/N75-Series*,

F65-Series/N65-Series*,

Pronea 600i/6i*

F70-Series/N70*,

F60-Series/N60*,

F55-Series/N55-Series*,

F50-Series/N50*,

F-401x/N5005*,

F-401s/N4004s*,

F-401/N4004*,

F-801s/N8008s*,

————

F-801/N8008*,

F-601M/N6000*,

F3AF, F-601/N6006*,

F-501/N2020**,

Pronea S,

Nikon MF cameras,

(except F-601M/N6000*)

: Possible

: Impossible

* Sold exclusively in the USA

** Sold exclusively in the USA and Canada

21

*1 Exposure will be incorrect when the lens is shifted and/or tilted.

*2

P includes AUTO (General-Purpose Program) and Vari-Program System.

*3 When the lens power or the camera is turned off (including

using the auto meter off function) while stopping down the

En

lens aperture, the diaphragm blades fully open to the maximum

aperture. This is not a malfunction.

*4 Stopping down the lens aperture activates AE-L (AE lock).

*5

Diaphragm blades open and close after each press of the shutter

button, and exposure will be incorrect for continuous shooting.

*6 When the lens power or the camera is turned off (including

using the auto meter off function) while stopping down the

lens aperture, the lens aperture remains at the stopped down

setting. When the camera is turned on again or the camera

shutter release button is lightly pressed, the diaphragm blades

open once and then close. This is not a malfunction.

*7 When the camera is turned off using the auto meter off

function while stopping down the lens aperture, lightly press

the shutter release button to display the selected aperture value

in the camera’s LCD or view finder before shooting. Failure to

do this may lead to incorrect exposure when the shutter release

button is fully depressed.

Aperture stop-down button (one-touch preset

aperture operation)

The lens aperture can be stopped down from maximum aperture

to a selected aperture by pressing the aperture stop-down

button. Pressing the button again fully opens the aperture.

Whether the aperture is stopped down or not, check the camera

viewfinder, or check the diaphragm from the front of the lens.

Even at maximum aperture after canceling the aperture stop-

down, the preset aperture value is displayed on the camera body.

When using the D3, D700, D300 or D90 camera, the aperture is

stopped down to a selected aperture automatically by pressing

the shutter release button, even when the aperture is fully open

(maximum aperture) before shooting. When the lens power or

the camera is turned off (including using auto meter off

function) after stopping down the lens aperture by pressing the

aperture stopdown button, the aperture stop-down is cancelled

and the diaphragm blades fully open to the maximum aperture.

22

Important!

This lens is a manual focus lens, and autofocus is not possible

even when the camera's focus mode is set to AF mode.

Rotating the focus ring enables the effective aperture to be

displayed in the LCD panel and viewfinder of the camera body.

En

Use of tilt/shift function can cause some vignetting or slight color

change. (Vignetting is the darkening of the corners around the image.)

When mounted on Nikon digital SLR (Nikon DX format) cameras,

such as the D2-Series and D300, the lens’ picture angle becomes

18°50’ and its 35 mm equivalent focal length is approx.

127.5 mm.

Be careful not to soil or damage the CPU contacts.

If the lens mount rubber gasket is damaged, be sure to visit your

nearest Nikon authorized dealer or service center for repair.

In low temperatures, new or fully charged batteries should be

used in the camera.

4. Mounting lens

a

Set the shift amount and tilt amount to 0 by rotating the shift

and tilt knobs. (Fig. 2)

Note: Avoid attaching/detaching the lens to/from the camera

while using tilt, shift and/or revolving, and without locking

each knob. Failure to do so can lead to you pinching your

fingers between the lens and the camera body.

Fig. 2

b

Set the tilt and shift knobs. (Fig. 3)

Note: Turning either knob too tightly may damage the knob.

Fig. 3

23

c

Turn the camera power off, align

the mounting indexes on the lens

and camera and then twist the lens

counterclockwise until it locks into

En

place. (Fig. 4)

Mounting the lens to a camera

while camera’s power is on, may

prevent the camera from operating

Fig. 4

correctly.

5. Using bayonet hood HB-22

Align the lens hood attachment index (

)

on the hood with the lens hood mounting

index on the lens, and turn the hood

clockwise until it click stops to secure.

(Fig. 5)

If the lens hood is not correctly attached,

vignetting can occur.

To facilitate attachment or removal of the

Fig. 5

hood, hold it by its base around the lens hood attachment index

rather than its outer edge.

To store the lens hood, attach it in the reverse position.

6. Determining exposure

The aperture value displayed in the LCD panel or viewfinder of the

camera may differ from the aperture value set with the lens’ aperture

ring when the focus ring is rotated. In this case, the aperture value

displayed in the LCD panel or viewfinder is the effective aperture.

When using the Nikon D3, D700, D300 or D90 camera

a

Set the shift and tilt amount to 0 by

rotating the shift and tilt knobs. (Fig. 2)

b

Set the camera’s exposure mode.

c

With A or M exposure mode, set the aperture

using the aperture ring or the camera’s

command dial. When using the camera’s

command dial, set the aperture to minimum

Fig. 6

aperture lock (L).

(Fig. 6)

With P or S mode, set the aperture using the camera’s command dial.

24

When using other Nikon cameras

a

Set the shift and tilt amount to 0 by rotating the shift and tilt

knobs. (Fig. 2)

b

Set the camera’s exposure mode to M.

En

c

Press the aperture stop-down button to fully open the aperture,

set the aperture ring to “2.8” (maximum aperture), and set the

shutter speed for correct exposure.

d

Set the desired aperture by rotating the aperture ring and shift

the shutter speed by the same number of changed steps.

Setting the aperture ring to minimum aperture lock (L) fixes the

aperture at f/32 (minimum aperture). (Fig. 6)

Set the aperture with the lens’ aperture ring even on a camera

that requires aperture to be set via its command dial. With a

camera that has the custom setting menu “aperture setting

with lens’ aperture ring,” this setting is not required.

Determining exposure (with an external exposure meter)

a

Set the shift and tilt amount to 0 by rotating the shift and tilt

knobs. (Fig. 2)

b

Set the camera’s exposure mode to M.

c

Set the desired aperture using either the lens aperture ring or

the camera’s command dial, input the aperture value on the

camera’s LCD panel to the external exposure meter to determine

exposure, and set the shutter speed. If you cannot read the

aperture value on the camera’s LCD panel or cannot determine

exposure because the camera does not have an LCD panel,

choose a shutter speed appropriate for the f-number (p. 244).

With this lens, the brightness of the image on the film (image

sensing device) will decrease by 1 stop and the effective

f-number will increase by 1 stop at the closest focusing distance.

When using a camera other than the D3, D700, D300 or D90,

set the aperture with the lens’ aperture ring even on a camera

that requires aperture to be set via its command dial. With a

camera that has the custom setting menu “aperture setting with

lens’ aperture ring,” this setting is not required.

25

7. The shift/tilt function

Important

Use of a tripod is recommended for correct shooting.

Turning each knob too tightly can cause damage.

En

Use of tilt/shift function can cause some vignetting. (Vignetting is

the darkening of the corners around the image.) To counteract

this, close the aperture (choose a larger f-number), or

compensate the exposure before shooting.

Determining correct exposure with shift and/or tilt use requires

experience. We recommend that you take a series of test shots

until you feel comfortable with the operation.

The shift function

Fig. 7

When the shift knob is rotated, the lens is shifted horizontally (or vertically,

when the lens is revolved) parallel to the camera body (±11.5 mm).

By shifting, you can recompose the frame of the shot without

moving the camera. This lets you correct the perspective distortion

of the subject or exclude unwanted objects from appearing in front

of the main subject. (p. 217)

After shifting, tighten the shift lock release knob to fix the lens’

shift position.

Note: When shifting the lens, be careful not to pinch your fingers

between the lens and the grip of the camera body.

The tilt function

Fig. 8

26

By rotating the tilt knob, the lens is tilted up and down (or right

and left, when the lens is revolved) ±8.5° to the camera body. By

tilting, you can obtain clear focus of the entire subject plane when

it is not parallel to the camera or can focus small areas of the

En

subject which are parallel to the camera. (p. 217)

After tilting, tighten the tilt lock release knob to fix the lens’

tilt position.

Note that tilting the lens also changes the viewfinder image.

Once the lens is tilted, neither the depth-of-field scale nor the

distance scale on the lens barrel can be used.

Revolving

Fig. 9

This lens can be revolved up to 90° right or left. By revolving the

lens, the shift function can be changed to operate vertically, and

the tilt function can be changed to operate horizontally.

Before rotating the lens, set the shift and tilt amount to “0” by

rotating the shift and tilt knob.

Note:

When revolving the lens while using tilt and/or shift, be

careful to avoid nipping your fingers between the lens and

the camera body. Failure to lock each knob can also have the

same effect.

Push the revolving lever and rotate the lens holding the square

parts of the lens.

Click stops are provided in 30° steps both right and left.

At 30° and 60°, you can rotate the lens without pushing the

revolving lever.

27

8. Focusing

En

Fig. 10

a

Set the aperture to its maximum by pressing the aperture stop-

down button, and focus by rotating the focus ring.

b

Before shooting, press the aperture stop-down button again to

stop-down the aperture.

When using the Nikon D3, D700, D300 or D90 camera, you can take a

picture without operating the aperture stop-down button (the aperture

can be stopped down to a selected aperture automatically by pressing

the shutter release button without pressing the aperture stop-down

button). Alternatively, the aperture stop-down button can be used.

While using tilting and/or shifting, the camera’s electronic range

finder cannot be used to confirm correct focusing. Focus should

be confirmed by checking the image in the camera's viewfinder.

When you change the degree of tilt and/or shift after focusing

the subject will become out of focus.

Infrared compensation

For photography using infrared film, attach a red (R60) filter to

the lens and compensate the focus manually.

First, focus on the subject manually. Rotate the focus ring to

realign the desired distance scale number (“2 m” in Fig. 11) to

(middle between “16” on the depth of field scale and the

distance index) to compensate the focus. Attach an R60 filter

for infrared photography.

28

9. Depth of field

Depth of field scale

Approximate depth of field can be

Distance index

󱤨

determined by checking the depth of

field scale.

En

Using the aperture stop-down button of

the lens or the camera’s depth-of-field

preview (stop-down) button (with the

D3, D700, D300 or D90 camera), the

depth of field can be observed while

looking through the camera viewfinder.

For more information, see p. 248.

Fig. 11

Note: When the lens is tilted, neither

the depth of field scale nor the distance scale can be used.

(Both scales can be used when the lens is shifted only.)

10. Focusing at a predetermined reproduction

ratio

The reproduction ratio is the relation between the size of the

image recorded on film and the actual subject size. If, for example,

the image on the focusing screen is one-fifth the actual subject

size, the reproduction ratio is 1:5.

To obtain the appropriate reproduction ratio for each focused

distance, see the table on page 248.

11. Notes on close-up photography and

duplication work

Camera shake

The PC-E Micro NIKKOR 85mm f/2.8D provides such exceptionally

high image magnification that even the slightest movement during

shooting can cause the image to blur. Be sure to mount the camera

on a tripod and use a cable release or remote cord to release the

shutter.

Close working distance

At the high reproduction ratios used in close-up shooting, the depth

of field is very shallow. To ensure greater depth of field, stop down

the lens, then carefully position the camera to ensure the most

important surface of the subject is in the same zone of sharp focus.

29

12. Taking flash pictures using cameras with a

built-in flash

To prevent vignetting, do not use a lens hood. Moreover take

pictures at a shooting distance of 0.6 m or further.

En

Note: When using the camera’s built-in flash for tilt/shift shooting,

vignetting will be greater than shooting without tilt/shift. For

tilt/shift shooting, use of camera's built-in flash is not

recommended.

30

13. Recommended focusing screens

Various interchangeable focusing screens are available for certain

Nikon SLR cameras to suit any picture-taking situation. The ones

recommended for use with this lens are:

En

Screen

EC-B

ABCE

F G1G2G3G4 J K LMPU

Camera

EC-E

F6

◎◎―◎ ――――

F5+DP-30

―◎◎◎

F5+DA-30

◎◎

◎―◎

(+0.5)

F4+DP-20

―◎ ◎◎―

F4+DA-20

◎○○

: Excellent focusing

: Acceptable focusing

Slight vignetting or moiré patterns appear in the viewfinder,

but not on the film.

− : Not available.

( ): Indicates degree of exposure compensation needed (Center-

Weighted metering only). For F6 cameras, compensate by

selecting “Other screen” in Custom Setting “b6: Screen comp.“

and setting the EV level to -2.0 to +2.0 in 0.5 EV steps. When

using screens other than type B or E, “Other screen” must be

selected even when the required compensation value is “0” (no

compensation required). For F5 cameras, compensate using

Custom Setting #18 on the camera body. For F4-Series cameras,

compensate using the Exposure Compensation Dial for the

focusing screen.

See instruction manual of the camera body for more details.

Blank box means not applicable. Since type M screen can be used for

both macrophotography at a magnification ratio of 1:1 or above and for

photomicrography, it has different applications than other screens.

Note:

For F5 cameras, only EC-B, EC-E, B, E, J, A, L focusing screens are

usable in Matrix Metering.

When using the B and E focusing screens in cameras other than

those listed above, refer to the columns for the B and E screens.

31

14. Lens care

When the lens is not in use, set the tilt and shift amount to “0.”

The lens has many moving parts and can be easily soiled by dust,

dirt or water drip.

En

Clean the lens surfaces with a blower brush. To remove dirt and

smudges, use a soft, clean cotton cloth or lens tissue moistened

with ethanol (alcohol) or lens cleaner. Wipe in a circular motion

from center to outer edge, taking care not to leave traces or

touch other parts of the lens.

Never use thinner or benzene to clean the lens as this might

damage it, result in a fire, or cause health problems.

To protect the front lens element, an NC filter is recommended

at all times. A lens hood also helps protect the front of the lens.

When storing the lens in its lens case, attach both front and rear

caps.

When the lens will not be used for a long time, store it in a cool,

dry place to prevent mold. Also store the lens away from direct

sunlight or chemicals such as camphor or naphthalene.

Do not get water on the lens or drop it in water as this will cause

it to rust and malfunction.

Reinforced plastic is used for certain parts of the lens. To avoid

damage, never leave the lens in an excessively hot place.

15. Standard accessories

• 77 mm snap-on front lens cap LC-77 • Rear lens cap LF-1

• Bayonet hood HB-22 • Flexible lens pouch CL-1120

16. Optional accessories

• 77 mm screw-in filters

32

17. Specifications

Type of lens: D-type NIKKOR lens with built-in CPU and

Nikon bayonet mount

Focal length: 85 mm

En

Maximum

f/2.8

aperture:

Lens construction: 6 elements in 5 groups (Some are Nano

Crystal Coat-deposited lens elements)

Picture angle: 28°30‘ with 35 mm (135) format Nikon

film-SLR cameras and Nikon FX format

digital SLR cameras

18°50‘ with Nikon DX format digital SLR

cameras

22°53‘ with IX240 system cameras

Maximum

1/2

reproduction ratio:

Distance

Output to camera body

information:

Focusing: Manually via separate focus ring

Shooting distance

Graduated in meters and feet from 0.39 m

scale:

(1½ ft) to infinity ()

Closest focusing

0.39 m (1.3 ft)

distance:

No. of diaphragm

9 pcs. (rounded)

blades:

Diaphragm: Electrically automatic/One-touch preset

aperture operation

Aperture scale: f/2.8—f/32

Lens movement: Shift and tilt movement at right angles

(the two operations can be modified for a

surcharge, to move in the same [parallel]

direction. For details, contact a Nikon

authorized service representative.)

Maximum shift amount: ±11.5mm

Maximum tilt amount: ±8.5°

33

Lens rotation: 90° right and left (click-stop for each 30°

step)

Exposure

Via full-aperture method

measurement:

En

Attachment size: 77 mm (P = 0.75 mm)

Dimensions: Approx. 83.5 mm dia. x 107 mm extension

from the camera’s lens mount flange

Weight: Approx. 635 g (22.4 oz)

Specifications and designs are subject to change without any

notice or obligation on the part of the manufacturer.

34

En

35

Hinweise für sicheren Betrieb

ACHTUNG

Nehmen Sie das Objektiv nicht auseinander

Beim Berühren der Innenteile von Kamera oder Objektiv droht Verletzungsgefahr. Überlass

en Sie Reparaturen unbedingt ausschließlich qualifizierten Technikern. Kommt es durch

einen heftigen Stoß (z.B. Fall auf den Boden) zu einem Bruch von Kamera oder Objektiv,

so trennen Sie zunächst das Produkt vom Stromnetz bzw. entnehmen die Akkus/Batterien,

De

und geben es dann an eine autorisierte Nikon-Servicestelle zur Überprüfung ab.

Schalten Sie die Kamera bei einer Fehlfunktion sofort aus

Entnehmen Sie bei Entwicklung von Rauch oder ungewöhnlichem Geruch durch Kamera

oder Objektiv sofort die Akkus/Batterien. Gehen Sie dabei vorsichtig vor, denn es besteht

Verbrennungsgefahr. Bei einem Weiterbetrieb unter diesen Umständen droht

Verletzungsgefahr. Geben Sie das Gerät nach Entnahme der Akkus/Batterien bzw. nach

Trennung vom Netzadapter an eine autorisierte Nikon-Servicestelle zur Überprüfung ab.

Verwenden Sie Kamera oder Objektiv nicht in der Nähe von brennbarem Gas

In der Nähe von brennbarem Gas sollten Sie niemals elektronische Geräte in

Betrieb nehmen. Es besteht Explosions- und Brandgefahr.

Schauen Sie niemals durch Objektiv oder Sucher in die Sonne

Beim Betrachten der Sonne oder anderer starker Lichtquellen durch Objektiv

oder Sucher droht eine permanente Schädigung des Sehvermögens.

Achten Sie darauf, dass Kamera und Zubehör nicht in

die Hände von Kindern gelangen

Es ist unbedingt dafür zu sorgen, dass Kleinkinder keine Batterien/Akkus

oder andere kleine Teile in den Mund nehmen können.

Beachten Sie beim Umgang mit Kamera und Objektiv

unbedingt die folgenden Vorsichtmaßnahmen

Halten Sie Kamera oder Objektiv stets trocken. Andernfalls droht Brand-

oder Stromschlaggefahr.

Handhaben oder berühren Sie die Komponente keinesfalls mit nassen

Händen. Andernfalls droht Stromschlaggefahr.

Achten Sie bei Gegenlichtaufnahmen darauf, dass sich die Sonne nicht im

Bildfeld befindet.

Das Sonnenlicht könnte in gebündelter Form in das Objektivgehäuse

geleitet werden und einen Brand verursachen. Auch wenn sich die Sonne

zu nahe am Bildfeld befindet, kann es zu einem Brand kommen.

Bringen Sie vor einem längeren Nichtgebrauch des Objektivs den vorderen

und hinteren Deckel an, und bewahren Sie das Objektiv geschützt vor

direkter Sonnenlichteinwirkung auf. Andernfalls droht Brandgefahr wegen

möglicher Fokussierung von Sonnenlicht auf Gegenstände.

Gehen Sie vorsichtig mit dem Objektiv um, wenn Sie die Kamera oder das

Objektiv handhaben. Andernfalls besteht die Gefahr, dass Ihre Finger

zwischen Objektiv und Kameragehäuse eingeklemmt werden.

36

Wir danken Ihnen für das Vertrauen, das Sie uns mit dem Kauf des

Nikon PC-E Micro NIKKOR 85mm f/2,8D erwiesen haben.

1. Nomenklatur

1

Gegenlichtblende

9

Blendenskala

*

Dezentrierknopf

2

Montagemarkierung

0

Blendenindex

(

Dezentrierskala

der Gegenlichtblende

!

Verschwenkungsknopf

)

Drehhebel

3

Montagemarkierung

@

Verschwenkungsskala

q

Klemmschraube für

De

für Gegenlichtblende

#

Drehender Index

Dezentrierbewegung

4

Entfernungsindexlinie

$

Index zum Ansetzen

w

Klemmschraube für

5

Schärfentiefeskala

%

Gummiring der

Schwenkbewegung

6

Entfernungsskala

Objektivfassung

7

Entfernungseinstellring

^

CPU-Kontakte

8

Blendenring

&

Abblendtaste

37

2. Wichtige Ausstattungsmerkmale

Das Retrofokus-Objektiv dient sowohl der Perspektivekorrektur (PC)

als auch der Steuerung der Schärfentiefe. So gestattet es zum

Beispiel die Ausschaltung perspektivischer Verzerrung und die

Scharfabbildung diagonal durchs Bild laufender Strukturen.

Das Objektiv ist mit einer automatischen Blendensteuerung

ausgestattet. Wird es an einem Kameramodell Nikon D3, D700,

D300 oder D90 angebracht, können Sie sämtliche

De

Belichtungssteuerungen ohne Betätigung der Abblenddtaste

verwenden.

Das Objektiv überträgt die eingestellte Entfernung an die Kamera

und ermöglicht so eine präzisere Belichtungssteuerung (3D-

Matrixmessung), ohne Schwenken bzw. Drehen bei maximaler

Lichtstärke und wenn es an der Kamera angesetzt ist).

Die Nanokristallvergütung einiger Linsen sorgt für klare Bilder in

den unterschiedlichsten Aufnahmesituationen, von

Außenaufnahmen bei hellem Sonnenschein bis hin zu

Innenaufnahmen bei grellem Scheinwerferlicht.

Die kürzest mögliche Aufnahmeentfernung beträgt 0,39 m.

An der Vorderseite des Objektivs können bis zu zwei Slave-

Blitzgeräte vom Typ SB-R200 angebracht werden*.

* Beim Anbringen eines SB-R200 müssen Sie die Klemmschraube

für die Dezentrierbewegung anziehen. Ansonsten kann das

Objektiv sich aufgrund des Gewichts des SB-R200 nach unten

verschieben. Es ist nicht empfehlenswert, das Objektiv zu

verschwenken und/oder verschieben, wenn das SB-R200

angebracht ist.

Hinweis zu den Dezentrier- und Verschwenkungsköpfen

Das Objektiv wird von den Dezentrier- und

Verschwenkungsköpfen nicht vollständig verriegelt. Dies ist keine

Fehlfunktion. Ein zu kräftiges Festziehen der Knöpfe oder das

gewaltsame Dezentrieren/Verschwenken bei verriegeltem Objektiv

können das Objektiv beschädigen.

38

3.

Verwendbare Kameras und verfügbare Funktionen

Möglicherweise gibt es hinsichtlich der verfügbaren Funktionen

Einschränkungen. Informationen hierzu finden Sie in der

Bedienungsanleitung zu Ihrer Kamera.

*1

Belichtungssteuerung

Automatische

Abblendung

Schwenken/

Ansetzen an

Kamera

Blenden-

auf

Dezentrieren

eine Kamera

einstellung

Tastendruck

3

6$0

De

D3, D700, D300,





D90



D2-Serie, D1-Serie,

D200, D100, D80,

D70-Serie, D60,

D50, D40-Serie,





F6, F5, F4-Serie

,



———



F100, F90X, F90-Serie,

F80-Serie,

F75-Serie,

F65-Serie,

Pronea 600i

F70-Serie,

F60-Serie,

F55-Serie,

F50-Serie,

F-401x, F-401s,

F-401, F-801s,

F-801, F-601M, F3AF,

————

F-601,

F-501,

Pronea S,

Nikon MF Kameras

(außer F-601M)

: Möglich

: Nicht möglich

*1

Bei verschobenem und/oder verschwenktem Objektiv ist die

Belichtung nicht korrekt.

*2 P schließt die Automatik (AUTO) und Motivprogramme mit ein.

*3 Werden Objektiv oder Kamera abgeschaltet (mittels der

Abschaltfunktion für die Automessung) während die

Objektivblende abgeblendet wird, öffnen sich die

Blendenlamellen in die Maximalstellung. Dies ist kein Defekt.

*4

Das Abblenden der Objektivblende aktiviert AE-L (AE-Verriegelung).

39

*5

Blendenlamellen öffnen und schließen automatisch nach jedem

Drücken des Auslösers, und die Belichtung ist bei kontinuierlichem

Aufnehmen falsch.

*6

Werden Objektiv oder Kamera abgeschaltet (mittels der Abschaltfunktion

für die Automessung) während die Objektivblende abgeblendet wird,

bleibt diese in der Abblendeinstellung stehen. Wird die Kamera erneut

eingeschaltet oder der Auslöser leicht gedrückt, öffnen sich die

De

Blendenlamellen einmal und schließen sich dann. Dies ist kein Defekt.

*7

Wird die Kamera mittels der Abschaltfunktion der Automessung

abgeschaltet während die Objektivblende abgeblendet wird, drücken

Sie leicht auf den Auslöser, um den ausgewählten Blendenwert vor

der Aufnahme in der LCD-Anzeige der Kamera oder dem Sucher

anzuzeigen. Erfolgt dies nicht, kann es bei vollständiger Betätigung

des Auslösers zu einer falschen Belichtung kommen.

Abblendtaste (Abblendung auf Tastendruck)

Die Objektivblende kann mit der Abblendtaste von voller

Öffnung auf eine gewünschte Öffnung abgeblendet werden.

Durch erneutes Drücken der Taste wird die Blende vollständig

geöffnet. Unabhängig davon, ob die Blende abgeblendet ist oder

nicht, überprüfen Sie den Sucher der Kamera bzw. die Blende

vorne am Objektiv.

Selbst bei voller Öffnung wird die vorgewählte Arbeitsblende an

der Kamera angezeigt.

Bei der Kamera D3, D700, D300 oder D90 wird die Blende durch

Drücken des Auslösers automatisch auf eine ausgewählte

Öffnung abgeblendet, auch wenn die Blende vor der Aufnahme

maximal geöffnet ist (maximale Öffnung). Werden Objektiv oder

Kamera abgeschaltet (mittels der Abschaltfunktion für die

Automessung), nachdem die Objektivblende durch Drücken der

Abblendtaste abgeblendet wurde, wird der Abblendvorgang

abgebrochen und die Blendenlamellen öffnen sich vollständig.

Achtung!

Dieses Objektiv wird manuell fokussiert. Die Autofokusfunktion ist auch

dann nicht verfügbar, wenn der Fokusmodus auf »AF« eingestellt ist.

Drehung des Entfernungsrings führt zur Anzeige der wirksamen

Öffnung in der LCD und im Kamerasucher.

40

Bei Verwendung der Funktion zum Dezentrieren bzw. Schwenken kann

eine leichte Vignettierung oder leichte Farbveränderung auftreten.

(Unter Vignettierung versteht man die Abdunkelung der Bildecken.)

Wird das Objektiv mit Nikon Digital-SLR-Kameras (Nikon DX-Format),

wie etwa der Modelle der D2-Serie sowie Modell D300 verwendet,

beträgt der Bildwinkel 18°50’ und der Brennweitenbereich entspricht

127,5 mm bei einer Kleinbildformatkamera.

De

Halten Sie die CPU-Kontakte sauber und schützen Sie sie vor

Beschädigung.

Bei einer Beschädigung des Gummirings der Objektivfassung sollten Sie

das Objektiv beim nächsten Nikon-Vertragshändler bzw. bei einer Nikon-

Reparaturwerkstatt zur Reparatur abgeben.

Bei niedrigen Temperaturen sollten neue oder vollständig aufgeladene

Batterien verwendet werden.

4. Ansetzen des Objektivs

a

Stellen Sie die Dezentrier- und Schwenkbewegungen mit den

betreffenden Knöpfen auf Null. (Abb. 2)

Hinweis:

Setzen Sie das Objektiv bei Verwendung der Dezentrier-,

Schwenk- und Drehfunktion sowie ohne vorherige

Verriegelung der Knöpfe nicht an der Kamera an bzw.

entfernen Sie es nicht. Andernfalls besteht die Gefahr, dass

Ihre Finger zwischen Objektiv und Kameragehäuse

eingeklemmt werden.

Abb

. 2

b

Stellen Sie die Knöpfe zum Dezentrieren und Schwenken ein. (Abb. 3)

Hinweis:

Zu starkes Drehen der Knöpfe kann zu Beschädigungen führen.

Abb

. 3

41

c

Schalten Sie die Kamera aus, richten Sie

die betreffenden Indizes an Objektiv

und Kamera aufeinander aus, und

drehen Sie das Objektiv gegen den

Uhrzeigersinn, bis es einrastet. (Abb. 4)

Wird das Objektiv an der Kamera

angesetzt, während diese

eingeschaltet ist, kann es zu

De

Fehlfunktionen kommen.

Abb

. 4

5.

Verwenden der Bayonett-Gegenlichtblende HB-22

Richten Sie die Montagemarkierungen (

)

an Gegenlichtblende und Objektiv

aneinander aus, und drehen Sie die

Gegenlichtblende im

Uhrzeigersinn, bis sie

hörbar einrastet.(Abb. 5)

Wenn die Gegenlichtblende falsch angebracht

ist, kann es zu Vignettierung kommen.

Halten Sie die Gegenlichtblende zum

Abb

. 5

Anbringen oder Abnehmen an ihrer Basis

fest, nicht am vorderen Rand.

Die Gegenlichtblende kann zum Verstauen in umgekehrter

Position an das Objektiv angesetzt werden.

6. Belichtungsmessung

Beim Drehen des Entfernungsrings kann die in der LCD oder im

Sucher der Kamera angezeigte Blende von der am Blendenring

vorgewählten abweichen. In diesem Fall handelt essich bei der

angezeigten um die wirksame Blende.

Bei Verwendung der Kamera Nikon D3, D700, D300

oder D90

a

Stellen Sie die Dezentrier- und Schwenkbewegungen durch

Drehen der betreffenden Knöpfe auf Null.

(Abb. 2)

b

Stellen Sie den Belichtungsmodus der

Kamera ein.

c

Im Belichtungsmodus »A« oder »M« stellen Sie

die Blende mit dem Blendenring am Einstellrad

der Kamera ein. Bei Verwendung des Einstellrads

stellen Sie die Blende auf die minimale Öffnung

Abb

. 6

ein (L) (Abb. 6).

Stellen Sie die Blende im

Modus»P« oder »S« am Einstellrad der Kamera ein.

42

Bei Verwendung anderer Nikon-Kameras

a

Stellen Sie die Dezentrier- und Schwenkbewegungen durch

Drehen der betreffenden Knöpfe auf Null. (Abb. 2)

b

Stellen Sie den Belichtungsmodus der Kamera auf »M« ein.

c

Drücken Sie die Abblendtaste, um die Blende zu öffnen, stellen

Sie den Blendenring auf »2,8« (maximale Öffnung), und legen Sie

die für eine korrekte Belichtung erforderliche Verschlusszeit fest.

d

Stellen Sie die gewünschte Blende durch Drehen des

De

Blendenrings ein, und legen Sie die Verschlusszeit entsprechend

der geänderten Einstellungen fest.

Durch Einstellen des Blendenrings auf die minimale Öffnung (L)

wird die Blende bei f/32 fixiert (minimale Öffnung). (Abb. 6)

Die Arbeitsblende muss am Blendenring des Objektivs

eingestellt werden, selbst wenn die Blendeneinstellung an der

verwendeten Kamera über das Einstellrad erfolgt. Eine Kamera

mit der Option »Blendeneinstellung mit dem Blendenring des

Objektivs« im Rahmen einer Individualfunktion braucht nicht

auf diese eingestellt zu werden.

Belichtungsbestimmung (mit einem Handbelichtungsmesser)

a

Stellen Sie die Dezentrier- und Schwenkbewegungen durch

Drehen der betreffenden Knöpfe auf Null. (Abb. 2)

b

Stellen Sie den Belichtungsmodus der Kamera auf »M« ein.

c

Stellen Sie die gewünschte Blende entweder mithilfe des

Objektivblendenrings oder des Einstellrads der Kamera ein,

geben Sie zur Belichtungsbestimmung den Blendenwert für den

Handbelichtungsmesser auf der LCD-Anzeige ein und stellen Sie

die Verschlusszeit ein. Wenn Sie den Blendenwert auf der LCD-

Anzeige der Kamera nicht lesen können oder die

Belichtungsbestimmung nicht möglich ist, weil die Kamera nicht

über eine LCD-Anzeige verfügt, wählen Sie eine für die f-

Nummer geeignete Verschlusszeit (S. 244).Mit diesem Objektiv

verringert sich die Helligkeit des Bildes auf der Aufnahme

(Bildsensor) um 1 Schritt und die effektive Blendenzahl erhöht

sich um 1 Schritt bei der kürzest möglichen Aufnahmedistanz.

Bei einer anderen Kamera als der D3, D700, D300 oder D90 stellen Sie

die Blende am Blendenring ein, auch wenn diese am Einstellrad

eingestellt werden muss. Eine Kamera mit der Option

»Blendeneinstellung mit dem Blendenring des Objektivs« im Rahmen

einer Individualfunktion braucht nicht auf diese eingestellt zu werden.

43

7. Funktion zum Dezentrieren bzw. Schwenken

Achtung

Für korrektes Fotografieren empfiehlt sich die Verwendung eines Stativs.

Werden die Knöpfe zu stark gedreht, kann es zu einer Beschädigung kommen.

Bei Verwendung der Funktion zum Dezentrieren bzw. Schwenken

kann eine leichte Vignettierung auftreten. (Unter Vignettierung

versteht man die Abdunkelung der Bildecken.) Um dies zu

vermeiden, schließen Sie die Blende (Auswahl einer größeren

De

f-Nummer), oder korrigieren Sie die Belichtung vor der Aufnahme.

Die Ermittlung der richtigen Belichtung bei Dezentrierung bzw.

Verschwenkung des Objektivs erfordert ein gewisses Maß an

Erfahrung. Wir empfehlen, dass Sie sich durch einige Probeaufnahmen

ein Gefühl für die erforderliche Korrektur verschaffen.

Funktion zum Dezentrieren

Abb. 7

Bei Drehung des Dezentrierknopfes wird das Objektiv horizontal (bzw., bei

Drehung des Objektivs, vertikal) parallel zur Kamera verschoben (±11,5 mm).

Damit ist eine Ausschnittsänderung ohne Bewegung der Kamera möglich.

Zudem lassen sich sowohl perspektivische Verzerrungen neutralisieren als

auch eventuelle Hindernisse vor dem Hauptobjekt umgehen. (S. 217)

Nach dem Dezentrieren ziehen Sie die Klemmschraube für die

Dezentrierbewegung an, um die Dezentrierposition des Objektivs zu fixieren.

Hinweis:

Beim Dezentrieren des Objektivs achten Sie darauf, dass Sie sich

Ihre Finger nicht zwischen Objektiv und Kamera einklemmen.

Funktion zum Schwenken

44

Abb. 8

Durch Drehen des Schwenkungsknopfes wird das Objektiv nach oben und unten

(bzw. bei Drehung des Objektivs nach rechts oder links) geschwenkt, und zwar

um ±8,5° zur Kamera. Hierdurch wird die Scharfabbildung von Objektebenen

möglich, die sich nicht parallel zur Filmebene befinden oder von kleinen

Bereichen des Objekts, die parallel zur Bildebene liegen. (S. 217)

Nach dem Schwenken ziehen Sie die Klemmschraube für die

Schwenkbewegung an, um die Schwenkposition des Objektivs zu fixieren.

De

Beachten Sie, dass die Verschwenkung auch zu einer

Veränderung des Sucherbildes führt.

Nach der Verschwenkung des Objektivs haben die Schärfentiefenskala

und die Entfernungsskala auf dem Objektivtubus keine Gültigkeit mehr.

Drehen

Abb. 9

Das Objektiv kann um maximal 90° nach rechts oder links gedreht

werden. Diese Drehung gestattet den Einsatz der Dezentrier- und

Schwenkbewegungen sowohl horizontal als auch vertikal.

Stellen Sie vor der Drehung des Objektivs sämtliche Werte der

Verstellbewegungen auf Null.

Hinweis: Sollte die Drehung mit dezentriertem bzw. geschwenktem

Objektiv vorgenommen werden, ist darauf zu achten,

dass die Finger nicht zwischen Objektiv und Kamera

eingeklemmt werden. Die gleiche Gefahr besteht auch,

wenn die Knöpfe nicht verriegelt werden.

Betätigen Sie den Drehhebel, und drehen Sie das Objektiv, wobei

Sie die eckigen Teile des Objektivs festhalten.

Das Objektiv verfügt in beiden Richtungen über Rastungen in

Schritten von 30°. Bei 30° und 60° kann das Objektiv ohne

Drücken des Drehhebels gedreht werden.

45

8. Scharfeinstellung

De

Abb. 10

a

Stellen Sie die Blende auf die maximale Öffnung ein, indem Sie

die Abblendtaste drücken, und fokussieren Sie durch Drehung

des Entfernungsrings.

b

Drücken Sie die Abblendtaste vor dem Fotografieren erneut,

um die Öffnung abzublenden.

Wenn Sie die Kamera Nikon D3, D700, D300 oder D90

verwenden, können Sie eine Aufnahme machen, ohne die

Abblendtaste zu betätigen. (Durch Betätigen des Auslösers kann

die Blende automatisch auf eine gewünschte Öffnung eingestellt

werden, ohne die Abblendtaste zu drücken.) Andernfalls können

Sie auch die Abblendtaste verwenden.

Bei dezentriertem und/oder verschwenktem Objektiv kann der

elektronische Entfernungsmesser der Kamera nicht zur

Bestätigung der richtigen Fokussierung herangezogen werden.

Überprüfen Sie die Fokussierung des Bildes im Sucher der

Kamera.

Werden Schwenkung oder Dezentrierung nach dem

Scharfeinstellen im Winkel verändert, wird das Objekt unscharf.

46

Infrarotkompensierung

Bringen Sie für Aufnahmen auf Infrarotfilm einen Rotfilter

(R60) an der Linse an und korrigieren Sie die Fokussierung

manuell.

Fokussieren Sie das Aufnahmeobjekt zunächst manuell.

Drehen Sie den Entfernungsstellring zur Nacheinstellung des

gewünschten Werts auf der Entfernungsskala (in Abb. 11

„2 m“) auf (Mitte zwischen „16“ auf der Tiefenschärfeskala

De

und der Entfernungsindexlinie). Bringen Sie für die

Infrarotfotografie einen R60-Filter an.

9. Schärfentiefe

Schärfentiefeskala

Entfernungsindex

Die ungefähre Schärfentiefe kann über

󱤨

die Schärfentiefeskala ermittelt werden.

Bei Verwendung der Abblendtaste des

Objektivs oder der Taste für die

Schärfentiefe-Vorschau der Kamera

(Kamera D3, D700, D300 oder D90),

kann die Schärfentiefe im Sucher

verfolgt werden.

Weitere Informationen finden Sie auf S. 248.

Hinweis:

Nach der Verschwenkung des

Objektivs haben weder die

Abb. 11

Schärfentiefenskala noch die

Entfernungsskala noch Gültigkeit.

(Beide Skalen gelten nur bei

Dezentrierung des Objektivs.)

10.

Voreinstellung des Abbildungsmaßstabs

Als Abbildungsmaßstab bezeichnet man das Verhältnis der Größe eines

aufgenommenen Objekts und der Größe dessen Bildes auf dem Film/

Bildsensor. Ein Abbildungsmaßstab von 1:5 bedeutet beispielsweise,

dass die Abbildung ein Fünftel der Größe des Motivs aufweist.

Die Abbildungsmaßstäbe, die sich aus den jeweiligen

Entfernungseinstellungen ergeben, können sie der Tabelle auf Seite

248 entnehmen.

47

11.

Hinweise für Nahaufnahmen und Duplikationen

Verwacklungsunschärfe

Das PC-E Micro NIKKOR 85mm f/2,8D ermöglicht

überdurchschnittlich große Abbildungsmaßstäbe, sodass selbst

geringste Bewegungen während der Aufnahme

Verwacklungsunschärfe verursachen könnten. Die Kamera sollte

deshalb auf ein Stativ gesetzt und mit einem Draht- oder

Fernauslöser bedient werden.

De

Geringe Aufnahmeabstände

Bei der Makrofotografie mit ihren hohen Abbildungsmaßstäbe ist die

Tiefenschärfe besonders eng begrenzt. Blenden Sie ab, um eine größere

Tiefenschärfe zu erreichen, und richten Sie die Kamera sorgfältig so aus,

dass die wichtigsten Motivdetails in einer Schärfeebene liegen.

12.

Blitzaufnahmen mit Kameras mit eingebautem Blitz

Verwenden Sie beim Fotografieren mit Einsatz des integrierten

Blitzgeräts keine Gegenlichtblende. Achten Sie außerdem auf eine

Aufnahmeentfernung von mindestens 0,6 m.

Hinweis: Bei Verwendung des in die Kamera integrierten. Blitzes

sind Vignettierungen beim Schwenken bzw.

Dezentrieren stärker ausgeprägt als bei Aufnahmen ohne

Schwenken bzw. Dezentrieren. Bei Aufnahmen mit

Schwenkung bzw. Dezentrierung empfiehlt es sich, den

in die Kamera integrierten Blitz nicht zu verwenden.

48

Annotation for Nikon PC-E Micro NIKKOR 85mm f-2.8D in format PDF